SBI証券・イデコ(iDeCo)お勧め商品ベスト6
2021年11月3日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
タイトルの通りです(^^)
SBI証券のイデコ(iDeCo)
『セレクトプラン』37本の中から選んでみたいと思います。
ただし、
個々人のリスク耐性、資産全体の状況等によって、
ベストな投資信託は違ってくるため、順位付けは致しません。
自社株(持ち株会)は
巷で思われている以上にポピュラーです。
特に投資と意識せず保有している人も多いはず。
優待目的の個別株も同様です。
また、経営者の方、その親族の方で
自社株(非上場株式)を保有する人もおられるでしょう。
あるいは国内の不動産を
自身の全資産の中で
一定割合以上持つ人も少なくありません。
このようなケースでは、
日本の円資産を除いた
「世界株式」というカテゴリーが有効でしょう。
もちろん株式100%になるため、
大きなリスクに対する『耐性』が必要です。
ちなみに同インデックスファンドは「つみたてNISA」でも購入できます。
〇 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
海外の株式を網羅する際の王道ですね。
(両ファンドの運用管理費用は「まったく同じ」)
余談ですが、
ニッセイ外国株式インデックスファンドが在ったからこそ、
また同ファンドが継続なコスト引き下げを実施したからこそ、
「eMAXIS Slimシリーズ」が生まれたといっても過言ではありません。
あなたがSBI証券イデコ内で、
【複数のインデックスファンドを組み合わせるなら、】
・ニッセイ外国株式インデックスファンドでも良い。
・インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)でも良い。
の組み合わせをお勧めします。
日興アセットマネジメントの
「インデックスファンド海外債券ヘッジあり」(DC専用)は運用管理費用が0.176%で十分低廉。
イデコは、含み益があるファンドを売却しても、
その時点では課税されないため(課税の繰り延べ)
課税口座と比べると『リ・バランス』は心理的にしやすいですね。
また、企業型DCにも加入している人は、
基本イデコと同じ『資産配分』を作ることを心掛けましょう。
シンプルに「全世界株式」に投資を行いたい人向け。
同ファンドは2019 年8月現在、実質以下3つETFに投資を行っています。
SPDRポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETF 35%
SPDRポートフォリオ・エマージングマーケッツETF 10%
またちょっと脱線しますが、SBI証券イデコでは、
・「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」を保有する人もしばしば見かけます。
が実は、SBI・全世界株式インデックス・ファンドの投資先、
『シュワブ U.S.ブロード マーケットETF』内では3.3%程度、米国REITを保有しているのです。
同様に、
・ニッセイ外国株式インデックスファンドも、
「欧米、オセアニア、香港、シンガポールのREIT」を含みます。
従って特に
・三井住友・DC外国リートインデックスファンドは必要ないと考えます。
コストをできるだけ抑えて、株式、債券、REIT、そして日本と海外(先進国・新興国)にできるだけ『等距離』で投資を行いたい人向け。
広範な資産分散を施しながら、運用管理費用 年0.154%は驚きの数字でしょう。
資産配分比率は株式50・債券50です。
コストは若干高めですが、長期で安定した資金流入を誇るファンドです。
・つみたてNISA「楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)」
・特定口座(課税口座)「楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)」にすれば、
3つの、
いや(企業型DCを加えるなら)4つの窓口の、
各々「掛金の額」が増えたり減ったりしても、
一部窓口から、
臨時にファンドを解約することがあったりしても、
複数の窓口で『資産配分のカタチ』を揃えておけば、長期にわたってシンプルな管理が可能になります。
最後に、
どうして定期預金という商品が重要なのでしょう?
仮にSBI証券イデコで
毎月2万円の掛金で、
「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」を積み立てているとします。
企業型DCから340万円という「まとまったお金」を、
イデコ(iDeCo)に移す必要があるとしましょう。
いっぺんに「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」を買い付けますか?
それよりは、投資時期の分散を図るため、
いったん340万円を「あおぞらDC定期(1年)」に入れることをお勧めします。
そこから、
毎月2万円の「積み立て」とは別に、
〇「あおぞらDC定期(1年)」売る ⇒ 「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」買い付け
340万円分の全世界株式インデックスファンドの購入が完了します。
(これを当クリニックでは『拡大つみたて』と呼んでいます)
来年はイデコ(iDeCo)の大改正の年になります。
もう一度、自身の保有商品とその割合をチェックしておきましょう。
資産価格の高騰を『バブル的現象』と捉え、
個人投資家が過度なリスクを負うことに警鐘を鳴らしています。
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カテゴリ:確定拠出年金(iDeCo・企業型)