投資信託あれこれ, 金融機関にモノ申す

アマゾンが英国で保険事業に参入(金融商品も小売り商品の一部なのです)

2022年11月4日


こんにちは。
投資信託クリニックのカン・チュンド です。

保険にしろ、投資信託にしろ、
スーパーマーケットの棚には並んでいません。

本当は生活用品の一つなのに・・。

 

ちょっと斜に構えて、
「オレって金融の商品なんだぜ」と、格好をつけている気がするのです。

 

 

 

 

もしもアマゾンという、
世界最大の小売業の中で
「金融商品」もラインナップされれば、

格好付けのメッキが良い意味で剥がされる気がします。

 

本日は「ビジネス+IT」の記事から。

アマゾン、英国で保険事業に参入 日本も無視できない金融事業のゆくえ

 

アマゾンは2022年10月19日、
英国でオンライン住宅保険販売事業「Amazon Insurance Store(アマゾン保険ストア)」をローンチした。

 

まず英国の保険会社3社と提携し、アマゾンWebサイトを通じて、住宅保険を販売する。

 

住宅保険とはいわゆる「火災保険」でしょう。
比較的オンラインで簡潔しやすい類の保険商品だと思います。

 

ローンチ時点では保険会社「3社」のみですが、今後アマゾン保険ストア内の保険会社の数は増やされる見込み。

 

(ところで、)
どうして保険商品って
これまで対面で販売されてきたのでしょう?

 

おそらく、
保険商品同士の『比較陳列』が、
業界的にあまり為されていなかったためです。

??

 

話は突然変わりますがw
わたしはコンビニに行くと、
ポテトチップスの『比較陳列』の美しさに目を奪われます。

 

 

 

医療保険にしろ、火災保険にしろ、
定期保険(収入保障保険)にしろ、

 

『比較対象』が豊富にあればあるほど、
そしてそれらを網羅的に(簡易に)比較できれば出来るほど、

一つひとつの保険商品の個性(特徴)が
自然と浮かび上がるはずなのです。

 

ポテチと同じ。

 

ネット上であれば、
商品の網羅性は実現できます。

そして工夫次第で
ユーザーにフレンドリーな「比較の体系化」もできるはず。

 

 

またアマゾンという窓口を利用することで、
他の生活商品と同じく
決済が一元化されるのは便利この上ないことでしょう。

 

(そして、)わたしが上記の記事を読んでいて、
「なるほど!」と思ったのがアマゾンレビューです。

 

アマゾン保険ストアでは、他の商品同様に保険商品の星・レビューが掲載されることになり、利用者はそれらの情報を意思決定に活用することが可能だ。

 

これはインパクト「大」です。

 

 

例えば、これは日本の例ですが、
「ほけんの窓口」にいけば、
数十社の保険会社の商品は紹介してくれるかもしれません。

 

 

 

 

が、
数十社の保険商品を利用している人たちの声は、あなたの側では聞けないわけです。

 

端的に言って、
金融商品ほど、
レビュー(購入者の声)が求められる商品ってないのでは?

 

 

仮に日本のアマゾンで、
さまざまな投資信託が売られている様子をちょっと想像してみてください。

 

あなたも、
わたしも、

具体的な投資信託の
「カスタマーレビュー」をきっと見てしまうでしょう。

 

 

『ABC日本小型株ファンド』
よしき77a

★★★★ 質、哲学、ファンド保有者の性向ともに良好

2022年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入

 

「ABC日本小型株ファンドを買ってもう3年になります。
これほどユニークな投資信託をわたしはこれまで見たことがありません。
長く保有したい人にはお勧めです!」

 

 

『ABC日本小型株ファンド』

海岸通りの端くれおじさん  

★☆☆☆☆  安易に考えるな。要注意。

2021年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入

 

「このABC日本小型株ファンドははっきり言って失敗だった。
思った以上に値動きが激しく、
とてもわたしの手に負える商品ではなかった。

 

リスクを甘く見積もるべきではない。
それに、毎月の運用レポートの文章がいかにもやる気なさげで・・・

↓続きを読む・・」

 

 

金融商品に最も不足するのは、購入者の声であり、
それらの声を汲み上げようとする業界側の熱意なのです。

 

アマゾンという新たな窓口を通じて、
称賛、叱責、中庸、実にさまざまなカスタマーレビューが、

保険商品、投資信託、住宅ローン商品、預金、債券、不動産などで発露し、公開されることは、それそのものが「金融の商品」が、生活の商品になる「きっかけ」となるでしょう。

 

 

 

最後に、
アマゾンという小売サイトでは、

「インド株式アクティブファンド」をクリックしたユーザーには、

『インドIT企業に転職した僕!バンガロール奮闘記!』(書籍)が、レコメンデーションでふらっと出現したりもします(笑)


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