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つみたて投資, 経済よもやま話

もしもこれから米国株式市場が一段安になったら?

2022年7月2日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

なんだか、
スッキリしませんね・・・・・・・。

 

あっ、今のマーケット状況の話です(^^)

 

欧米では
7月、8月がヴァケーションシーズンなので、
資産市場の出来高も減って、
小動きの展開になり、

しばらくは、
どっち付かずの膠着相場になる可能性が高いのではないでしょうか。

 

以下、りんりさんのツイートが秀逸です。

 

 

わたしの投資家としてのモットーは
最悪に備えて・最善を尽くす』なので、

米国市場がここで下げ止まる可能性よりも、
ここから更に一段安になる可能性のほうを脳内でイメージするようにしています。

(もちろんこの辺りで下げ止まってくれたら、それはそれでハッピー!)

 

以下は私見ですが、
2年前のコロナショックが「劇場型ショック」とすれば、

今回の株式市場の下落は
「ゆでガエル型ショック」になる可能性を秘めています。

 

ところで、話は急に変わりますが、
あなたの目の前に『厚切りジェイソンさん』がいます。

 

 

 

ジェイソンさんは「二面性」を持ちます。

彼の姿を『右側』から見れば、
@超倹約家です。

10円、20円の違いを重視し、
同じモノなら少しでも安いスーパーマーケットで購入します。

 

いっぽう彼の姿を『左側』から見れば、
@リスクテイクを恐れぬ投資家です。

 

VTI(全米株式ETF)に全力投資していれば、
ETFの価格はたった数日で
5%程度下がってしまうことがあって、

(仮に8000万円投資していれば、)
400万円もの評価額が一気に吹き飛んだりもするわけです。

「10円、20円にこだわる一方で!!」

 

 

 

 

株式市場も「二面性」を持ちます。

 

今、高インフレと金利の引き上げが
徐々に徐々に、

人間の『需要』を冷ましていく過程を見るような感があります。

 

 

大きく下がる市場は、
すでに大きな資産を持つ投資家にとっては『試練』でしょう。
しかし、
まだ十分な資産を持たぬ若い投資家にとっては
大きく下がる市場は『チャンス』でしかありません。

 

これが株式市場の「二面性」。

 

 

もしもこれから先、
米国市場が一段安になったとして、

下がりに下がっていくマーケット状況を、

5年、10年後の『ミライの地点』から見ると、どう映るのでしょうか?

 

 

株価が上がる『伸びしろ』が
より大きくなっている状態。にしか見えません

 

 

 

 

もしもあなたが若い投資家で、
つみたて投資を始めて5年未満で、

『もっと(もっと)株式市場が下がって欲しい』と心の奥底で願っているなら、それはまっとうな心持ちといえるでしょう。

 

暴落に至るか否かは
現時点では分かりませんが、

もしそうなったとしても、

株式市場は
『ジャンプするためにしゃがんでいる状態』と解しましょう。

 

 

そもそも市場とは「時に「大きく下げる」ものなのです。」

実際、1980年から2021年まで、
米国の株式市場が20%以上調整する、

「下落相場」
(いわゆるベア・マーケット)は、
2020年のコロナショックを含めて計9回ありました。

 

今回の、2022年を加えて、
計10回です。

(ということは?) 

 

10年のうち、2回や3回は、
下落相場になっているということであり、

投資を続けていれば = 何度も「下落相場」と付き合うということなのです。

 

 

 

 

ところで
先日のカウンセリングで次のようなご質問をいただきました。

 

カンさんが言われている
「暴落になったら・積立3倍投入」は、

ファンドの「基準価額」ベースなのですが、
それとも「指数」ベースですか?

 

はい、ありがとうございます。

 

 

「暴落になったら積立3倍投入」は、
2020年の『コロナショック時』に、
わたしがこちらのブログ記事で書かせていただいたものです。

 

暴落とは・・? 直近の高値から、
『主要指数』が30%超下がった状態を指します。

今、たまたま「円安」なので、
ファンドの基準価額は指数ほど下がってはいないはずです。

 

が、しかし、
S&P500も、MSCIのACWIも、
円安か円高かを気にして上下しているわけではありません。

株価(指数)下落 
円安       ↑

というケースがあるということは、

 

株価(指数)上昇 ↑
円高       

や、

 

株価(指数)下落 
円高       

のケースも、

状況が変われば十分起こり得ます。

 

 

 

 

ですので、
ファンドの価格ではなく、指数ベースで見るのがよいと思います。

 

ともかく、今年後半もしっかりシートベルトを締めて積立を続けましょう!

和波さんも言われていますよ。

“諦めの悪い奴が勝つ。それが投資。”

 

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