投資信託あれこれ

『生涯商品』と言えるカバン、投資信託って格好いい

2021年3月2日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

もう3年以上前ですが、
セゾン投信の社員さま向けに『講話』(30分程度のちょっとしたお話)をさせていただいたことがあります。

その際、足立区西新井にある
土屋鞄製造所を例に挙げさせていただきました。

革のランドセルで↑有名な会社です。
実はわたしも土屋鞄さんのカバンをひとつ持っています(^^)


(ところで)カバンを作って販売する会社と、
投資信託の直販会社の、
共通点】って何でしょうか?

〇 どちらも作り手が直接モノを売っています。

〇 どちらも「生活商品」です。

〇 クオリティー(質)が大切なのは言うまでもありません。

 

〇 それでもって
作り手の『こだわり』や『思い』を、消費者はつぶさに観察しています。

(あっ、それからもちろん)

〇 両方とも、買ったらそれで「終わり」ではありません。
買ったあと、長く付き合えるかどうかが重要ですね。

 

 



投資信託って(実はカバンと同じく)
生活商品』です。

その『生活商品』を選ぶ際に、私たちは性能・機能面(定量的なもの)だけを見るのでしょうか?

もしかすると
(性能・機能に加え)数字には表れにくい、定性的なもの、

より具体的には
心のひだで感じる「感性の部分」も見ているのではないでしょうか。

心のひだで感じる「確かさ」「安心感」を、
人は『ブランド』と呼びます。

 

 




画像元:土屋鞄製造所


土屋鞄製造所の自社の紹介ページには、
こんな文章が記されています。

 

1965年に、
ランドセルづくりから始めました。

子どもたちの6年間を支える鞄。
土屋鞄はそこに思い出が宿ることを、いつも考えています。

そのためには丈夫でなくてはならない。
時が経っても、持ち主に似合うデザインでなくてはならない。

この想いをもって、
私たちは大人が持つ鞄をつくり始めました。


鞄としてただ機能するだけでなく、
ずっと、思い出のうつわとして、あなたの傍らにいられるもの。

そして使っていくうちに

相棒のような
家族のような
親友のような
あなたにとって、普通で、欠かせない存在になれたなら。

 

普段わたしは
投資信託の機能面について、
あれやこれやと書いていますが、

投資信託という商品においてもっとも重要なことは?

長く元気に存在し続けること』ですね。
これ以上に大切なことはありません。
そして土屋鞄さんが言われるように、

相棒のような
家族のような
親友のような
あなたにとって、普通で欠かせない存在になれたら、

それはとても素敵なコトでしょう。

 

土屋鞄さんのサイトでは、

時が経っても、持ち主に似合う
デザインでなくてはならない。

 

と云っていますが、

その投資信託の「基本設計」が、
10年、20年という時間の変遷に耐えられるような『普遍性』を帯びているのか。

これってとっても大事。

なぜなら投資信託は
【生活商品】 ⇒ 【生涯商品】であるからです。

 



繰り返しになりますが、
今買うときに「良いかどうか」だけが重要なのではありません。

土屋鞄さんはたまたま創業が1965年で、
もう50年以上経っていますが、

 

たとえばセゾン投信があと50年後、元気に存続しているのか。
三井住友DSアセットマネジメントは50年後、元気で居るのか。
三菱UFJ国際投信は50年後どうなっている?

 

『生涯商品』を製造し提供する会社は、
自社が長く元気に存在すること、
変わらぬ基本姿勢を持ち続けることを、消費者にもっと積極的にコミットすべきだとわたしは思います。

なぜなら、
水瀬ケンイチさんの言葉を借りれば、

投信事業とは、
『人生のインフラ事業』であるわけですから・・。


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