わたしが加入している保険は全労災のこくみん共済のみです
2025年4月10日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
現在わたしが加入しているのは
医療保障の保険として
全労済の「こくみん共済」のみです。
諸々の特約は特になく、
シンプルに「入院給付金」(日額6000円)が出るだけ。
(月の保険料は・・1600円!)
国民健康保険という、
公の『医療保険』に入っていますから、
(こくみん共済も)
要らないと云えば要らないのですが、
なにぶん自営業のため、
『気持ちの安心料』として加入しています。
※そのほかに賃貸物件の火災保険(借家賠)にも加入しています。
さて、この「こくみん共済」の保障内容は
59歳までのものです。
60歳(あと3年!)からは、
同じ保険料でも『保障内容』はうんと小さくなってしまいます。
でも、それは(よく考えてみますと)理に適っていて、60歳以上になると、病気になる「確率」は上がりますから。
さらに、この医療保険は
65歳以降になると・・、保険料が上がり(かつ)保障内容が更に小さくなります。
わたしは64歳までこの「こくみん共済」に加入して、その後は保険を解約する予定です。
「えっ、65歳以降が、いちばん病気になりやすくなるのに??」
でも・・・、
68歳や71歳になっても、医療保険に入っているって、
支払う「コスト」と
得られる「便益」(ベネフィット)の『釣り合い』が取りにくくなるのではないでしょうか。
わたしの考え方はシンプルで、
病気、ケガに対する『保障』は
自分の貯蓄、運用資産で賄おうというものです。
逆に、貯金も乏しく、資産運用も全くしていない若い自営業者にとっては、『保障のみ』を安く購入できるというメリットが、この医療保険にはあったわけです。
『保険』というものは
経済的資力がない人が、
「期間」を区切って
必要な「保障のみ」を買っていく商品です。
一定期間、保障のみを買っていくことを充分理解されているのに、
一定期間、保障のみを買うという「合理性」から離れ、
保険 =「保障のみ」を買う。
この大原則に従えば、死亡保険も、『定期保険』や『収入保障保険』で賄えば十分です。
死亡保障金額を、
「最低限」これだけあればよしと割り切り、
かつ、子どもが大学を出るまでと「保障の期間」も区切って、
節約できた保険料分を、貯蓄や投資(NISAとか)に回していけばよいと思いませんか?
投資信託に
『保障』など求めないように、
保険商品に『貯蓄性』や『投資性』を求めるのは、そもそもおかしなことでしょう。
NISA口座への「追加原資」は、意外なところに隠されているのかもしれません。
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カテゴリ:100年ライフプラン