100年ライフプラン, 投資の発想法

投資の目的は、資産管理画面の「数字」を見てうっとりすることではありません。お金から自由になることです

2024年6月30日

 

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

お金の相談業を始めた頃(2000年)は
ほぼ全員が年上のお客様でした。

 

わたしが32歳でしたから、当然そうなるでしょう。

 

年を重ねて、
今は年下のお客様が多くなっています。

なんだか不思議な気分です。

 

もちろん、
年上の相談者さまも大勢おられます。

 

要は、それなりの歳月が流れて
わたし(56歳)から見渡すと、

お客様の「幅」
広がっているということなのです。

 

30、40代・・ 56歳 ・・60、70代
      (わたし)

 

 

 

 

 

『お金の相談』という主題は同じですが、

30、40代と
60、70代では、

その中身が大きく異なります。

 

「人生のステージ」で見ても、

30、40代・・「上り」
60、70代・・「下り」 といえるでしょう。

 

両者は見える景色、
醸し出す空気感まで違っています。

 

 

30、40代は
カタチを作っていく途上でのお悩みです。

資産の運用のみならず、
ご自身のキャリア形成
ライフイベントの消化、

 

これから先の人生のプロセス、
資産形成のプロセスを、

目指すべき「具体像」を探りながら、実際に『作っていく』ワクワク感があります。

 

資産運用とは
長い長いマラソンを走るようなものです。

 

最初の5キロの「走り方」を決めるとはすなわち、中盤、終盤までどうやって走るかを具体化していくことでもあります。

 

まさに、
人生という『舞台』での振る舞い方を決めていくということ。

 

 

 

 

 

いっぽう、
60、70代のお客様は、

これまで形作ってきたものを、
どうやって「崩して」「用いるか」という、アウトプットのお悩みが主体となります。

 

 30、40代・・『インプット』
 60、70代・・『アウトプット』

 

ベクトルの向かう先が正反対。

 

 

68歳くらいになると、
「時間は逓減していくだけだ・・」が切に伝わって来て、誰もがエンド(死)を意識するようになります。

 

『時間』という貴重な資源を生かすため、

 

ライフイベント上の取捨選択、

保有金融商品のシンプル化
資産全体の保守化?
そして、資産取り崩しの具体論

を実践していくことになります。

 

また、

 

取り組むべきこと
やりたいこと
するべきことを『選び切って』

それらにお金を当てはめて、
ホントに「今日からやっていきます!」と決意されるわけです。

 

 

 30、40代・・「インプット」
 60、70代・・「アウトプット」

 

正直(インプットより)アウトプットのほうが何倍も難しそう。

 

 

 

 

たとえば、ですが・・

アウトプットの具体例として、

 

寄付をすると決められた人。
思い切って家の住み替えをされた人。

お孫さんへ生前贈与を決意した人。
南極に行くことを決めた人。

 

などが挙げられます。

 

 

時間が逓減し
老いが迫るということは、

(舞台への上り方ならぬ、)
舞台からの『降り方』を実践するということです。

 

 30、40代・・インプット
 60、70代・・アウトプット

 

人はみな、一度きりの人生で
へと流れます。

 

この動きは不可逆的です。

 

 

 

であれば、
短い人生の中であなたがやるべきことは明快です。

 

 

30代、40代は乾いたスポンジのように物事を吸収し、お金も経験もコツコツ積み上げ、人生を少しずつ登って「変わる景色」を思う存分楽しみましょう。

 

いっぽう、60代、70代になれば、

 

登って来た景色を振り返りつつ、
これまでの経験を咀嚼し、
伝えるべきことは伝え、

お金を実際に「用いる」ことに注力するのです。

 

登って、下る。

 と 

 

人生のステージに合った
お金の扱い方を心がけましょう。

 

 

 

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