投資の発想法

未だに自分が投資家であることに、新鮮な感覚を抱いているのが『Bタイプ』です

2024年3月2日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

最近、
とうしか(投資家)になる人が増えているそうです。

NISA(少額投資非課税制度)が大きく影響しているのでしょう。

 

 

 

 

 

わたしは仕事柄、
たくさんの投資家とお会いします。

中には生粋の投資家タイプの人がいます。
(この人を「Aタイプ」と呼びましょう)

 

『Aタイプ』の人は、
投資の話をする際、どこか喜々としています。

 

 

 

 

自分が関心のあること、
自分の好きなことを話題にしているので、
顔が自然と紅潮して、口調も滑らかになります。

 

 

Aタイプの人はピュアに、

リスク(不確実性)を
リターン(収益)の源泉と捉えます。

 

投資商品のアップダウン(価格変動)を
サーファーの人が言う「Big Wave」になぞらえ、

大きな価格変動いらっしゃい。
ワタシ、チャンスは逃さないわよ。

 

 

 

くらいに捉えているのです。

 

 

 

失敗を恐れず、
いろいろなことにアンテナを張って、
何かしら変化の芽を感じると、
すぐさま動いて、それを手に取って、瞬時に判断します。

 

ひと言でいうとRisktaker なのです。

 

 

でも、です。

こと日本においては、

上記「Aタイプ」の投資家は全体の2割程度で、
残りの8割は『Bタイプ』の投資家だとわたしは推察しています。

 

 

 

 

『Bタイプ』の人は、

自分が投資家であることに、
どこか不思議な感覚を抱いている人 です。

 

「えっ、ワタシが投資家なんだ」みたいな。

 

 

これまでの自分の性格、特性からして、
投資家?
ちょっと違うな。と自己判断してきた人たち。

 

何を隠そう、わたし自身がそうでした。

 

 

『Bタイプ』の人はたいてい、
投資家になった最初の3、4年くらい「驚きの連続」です。

 

 

 

 

 

臆病で、
でも好奇心もあって、

自分の大事なお金で購入したリスク資産が、
上がったり下がったりするのを目の当たりにするわけですから、もうドキドキなわけです。

 

あなたの投資成績 3年後 プラス120万円!
あなたの投資成績 3年後 マイナス100万円! みたいに、

これまで経験したことがなかった『現象』が巻き起こるわけで。

 

 

その現象をどう受け止めるべきかも、
(当たり前ですが)
これまで経験がないため、見当がつきません。

 

 

なかなか上手く言語化できないのですが、
『Bタイプ』の投資家こそ、

 

投資という行いを通じて、
「今まで気付かなかった自分」に出会っているはずなのです。

 

なに?
ワタシってこんなに大胆なの?

わたしって、こんなにサバサバしてたっけ? みたいに。

 

 

 

 

 

人生において
『新たなこと』にチャレンジする醍醐味はここにあります。

 

自分が思いもかけなかった「意外な自分」に出会えるのです。

 

 

今日はたまたま「投資」を根多にしましたが、

 

期せずして投資家になったあなたが、
別に転職してもいいですし、

(同じ会社でも)
違う部署に異動を希望してもいいですし、

今のパートナーと別れてもいいですし、
違う場所に移り住んでもよいわけです。

 

 

 

 

 

上述の投資の話に戻ると、

『Bタイプ』の人も、
投資家を10年も15年も続けていると、

その『キャラ』に少しずつ馴染んできます。

 

(投資家という新たな『キャラ』をまとったおかげで、不確実性について随分寛容になったなとか、経済とか政治のニュースの見方が変わったなとか、思うわけで。)

 

でも、それでも未だに、
(自分が投資家であることに)
どこか不思議な感覚が宿ることがある。

 

素の「自分」と、
『投資家である自分』との間に、
距離を感じることがあるのです。

 

わたしの独白ですね(笑)

 

 

 

そして、

この、

 

素の「自分」と
『投資家である自分』の間に距離があったほうが、案外投資は長く続けられると思うのです。

 

 

今日は、未だに
自分が投資家であることに、新鮮な感覚を抱いているのが『Bタイプ』というお話でした。

 

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