世界投資的紀行

人は100年前から「もう株価は上がらないんじゃないか?」と悩み続けています

2024年2月12日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

最近、マーケットがちょっと「順調過ぎて」、
居心地の悪さを感じてしまったりしていませんか?

 

今、この時点(2024年)で
リスク資産を2000万円も持っていると、

「ちょっと上がり過ぎなんじゃね?」と
心配になってしまいます。

 

 

 

 

 

どうしても、
今、この時(2024年)を中心に
物事を捉えてしまいがちになるのです。

 

長く株式投資を続けるためには、

あなた自身は脇に置いて、

『時間』というものを通徹する必要があるでしょう。

 

 

例えば120年前?

 

はい、
株式市場は存在していました。
(ちょうど「ダウ平均」という指標が生まれた前後です。)

 

 

 

 

イギリスの貿易商で投資家でもあった
ジョージ・スティーブンス(1841~1917)は
晩年に、次のような言葉を残しています。

 

株式投資のお陰で、
わたしは自分の資産を増やすことができた。

 

しかしこんなに大きな利益を実現して、果たして大丈夫だろうか?

 

 

わたしのあとに投資を始める人は、
ほんとうに儲けることが出来るのだろうか。

 

(今となっては)ちょっと笑えてしまう文章です。

 

 

私たちは、
スティーブンスさんの心配が杞憂に終わったことを知っていますね。

 

 

 

 

この慌ただしい2024年という最中、

複数の地域で戦火が広がっており、
世界的にポピュリズムが蔓延し、
格差がどんどん広がっています。

 

にも拘わらず、
株式マーケットは上昇を続けています。

 

 

もはや「史上」の中で、

株式市場は
行き着くところまで行き着き、
その後は『暗黒の時代』が待ち受けているのでしょうか?

 

 

わたしはNOだと思います。

 

 

例えば2008年、
リーマンショックの渦の中に居る
台湾の郭さん(個人投資家)はどんな心境だったでしょう。

 

 

 

 

 

ジョージ・スティーブンスさんのことばを
胸に刻みつつも、

もう100年超続いてきた株式市場の発展は
「終わる」のだ。

と思っていたのでしょうか?

(そして)リスク資産をすべて売却したのか?

 

 

私たちは、
郭さんの心配が杞憂に終わったことを知っています。

 

 

1974年の
アメリカのディーンさんの心配はどうでしょう。

 

当時のアメリカは高インフレと不景気が重なり、
1970年代を通じて
株式マーケットはまったく成長しなかったのです。

 

ディーンさんは自分の子どもに
「株式投資なんてするものじゃない!」と
(果たして)言ったのでしょうか?

 

 

 

 

 

この200年以上、
世界のあちこちで、

「もうこれ以上、株価は上がらないのでは?」と、

何十万、何百万人の人が思い続けてきたことでしょう。 

 

その都度、『事実』は予想を裏切ってきました。

 

 

いつの時代も『悲観』は人を魅了します。

が、私たちの先人は
戦争や疫病や飢饉や世の中の分断にも拘らず、

『楽観』というスーツをまとい続けてきたのです。

 

 

 

 

2055年、インドのホーリー祭の最中、
アシュマトさんは心配になってしまいました。

 

「こんなに株価が上がってしまって大丈夫かなぁ・・」

「ぼくのあとに投資を始める人は
ホントに儲けることが出来るのだろうか・・。」

 

あなたはどう思いますか?

 

 


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