NISA活用法

NISAの『投資枠の復活』はそれほど使い勝手が良いわけではありません

2024年1月14日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

がんばって
NISAの1800万円(投資枠)を埋め、

そこから例えば400万円分を売却した際に、

 

売却したファンドに
信託財産留保額などがなければ、

400万円の『売却注文』!
400万円の『手取り額』!

となります。

なにしろ『非課税』ですから。

 

 

 

 

 

さらに、

この400万円の売却額のうち
元本相当額が360万円、
利益が40万円だとしたら、

 

翌年、元本相当額が360万円分、
『投資枠』としてまた復活するよ!

 

というのも嬉しいものです。

 

ん?

 

しかしココは
「ただし・・」が付きます。

 

 

あなたが
成長投資枠で保有していた商品を
仮に400万円(うち利益40万円)分売ったら、

翌年、投資枠として復活するのは
『240万円』のみです。

 

そしてその240万円分は当然、
「成長投資枠」でしか商品を購入することは出来ません。

 

(残りの120万円分が復活するのは翌々年。)

 

 

なぜなら、

 

NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」は
『別勘定』になっているためです。

 

 

 

 

 

NISAの『投資枠』が復活すると云っても、

成長投資枠のみを売却した場合は、
翌年復活する『投資枠』は最大240万円。

つみたて投資枠のみを売却した場合は、
翌年復活する『投資枠』は最大120万円なのです。

 

 

以下、別の事例です。

 

たとえば、です。

あなたが成長投資枠、つみたて投資枠とも、
「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」に投資をしていて、

 

成長投資枠を「268万円分」売却(うち利益28万円)
つみたて投資枠を「132万円分」売却(うち利益12万円)した場合は、

 

 

翌年、

成長投資枠が「240万円」復活。
つみたて投資枠が「120万円」復活 となり、

計360万円分の
『投資枠』がめでたく復活します。

※楽天・インデックス・バランス・ファンドに信託財産留保額はかかりません。

 

 

 

 

 

少し視点を転じますが、

今述べた『400万円分の売却』を、
長女さんと長男さんの「学資」のため、と想像してみて欲しいのです。

 

成長投資枠、つみたて投資枠とも、
「同じファンド」で揃えておけば、

 

両枠から売却を実施しても、資産配分が崩れることはありません。

 

 

そして、
計360万円分の『投資枠』が復活した際も、

成長投資枠、つみたて投資枠とも
「同じファンド」で揃えておけば、

 

両枠に、文字通りシンプルな再購入が可能です。

 

 

 

このように、NISAでの途中売却、
その後の投資枠の復活を見据えた場合にも、

成長投資枠、つみたて投資枠とも、
「同じインデックスファンド」で揃えておくことにはメリットがあると考えます。

 


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