インデックス投資全般

今日はインデックスファンドが生まれた日

2023年12月31日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

1975年の12月31日、
世界初の個人向け『インデックスファンド』が設定されました。

 

 

 

 

 

以下、ウィキペディアより。
Index fund

 

Bogle started the First Index Investment Trust
on December 31, 1975.

 

At the time, it was heavily derided by competitors as being “un-American” and the fund itself was seen as “Bogle’s folly”.

 

In the first five years of Bogle’s company, it made 17 million dollars.

 

 

インデックスファンドが誕生した理由のひとつに、
当時の学界(アカデミア)からの『理論的裏付け』(後押し)があります。

 

 

 

画像元:野村資本市場研究所

 

上記図表の、チャールズ・エリス氏の部分を補足しましょう。

 

1975年 チャールズ・エリスはフィナンシャル・アナリスト・ジャーナル誌に掲載した有名な論文“ THE LOSER S GAME ”(敗者のゲーム)の中で、

 

「過去10年間、85%のアクティブファンドは、S&P500指数を下回る成績しか残せていなかった」と喝破したのです。

 

 

これらアカデミアからの後押しもあって、バンガードの創設者、ジョン・C・ボーグルは「First Index Investment Trust」の設定を決意します。

 

 

この行動に対して、業界は
“Bogle’s Folly”(ボーグルの愚行)と揶揄しました。

 

 

当時のフィデリティインベストメント
エドワード・ジョンソン氏のコメントが印象的です。

 

「多くのアメリカ人が
市場の平均で満足するなんて考えられない。」

 

あれから48年が経って、アメリカ人も意外と平均でOKなんだということは証明された感があります。

 

 

その後、バンガード社はファンド名を
「バンガード500インデックス・ファンド」に変更しました。

幾多の困難を乗り越え、2023年12月末現在
バンガード500インデックス・ファンド Admiral Shares(VFIAX)」は、純資産額が約9370億ドルを誇る巨大ファンドとなっています。

(1ドル100円で換算しても93.7兆円!)

 

ただし、多くの創造性に富んだ企業がそうであるように、バンガード社も創業後しばらくは苦しい時期を経験しました。

なんと創業後およそ7年間、資金流出が続いたのだそう。

 

 

当時の苦難の様子は、セゾン投信社長(当時)中野晴啓さんと、
バンガード・インベストメンツ・ジャパン社長(当時)加藤隆さんの『対談記事』の中で詳しく語られています。

 

 

 

 

最後の、加藤さんの言葉が印象的です。

 

インデックス運用は素晴らしいのですが、
唯一欠点があるとしたら、それはつまらないことですね。

 

 

 そう、投資は「つまらなく」人生は面白く!

(そして、)さよなら 2023年。

 

本年も当ブログをお読みいただき、本当にありがとうございました。

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

   


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