わたし(56歳~60歳)はたとえ「含み損」に陥っても新NISAへの入金(1800万円)を貫けるのか?
2023年12月20日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
わたし自身はこれから5年をかけて、
新NISAに1800万円入金する予定です。
お金の『出所』は以下のようになります。
月24万円【乗り換え資金】← 課税口座から。
でも、
来年「56歳」になるので、ちょっと不安です。
こう見えても内気で心配性なA型なのです。
不安の核心を自己分析すると、
『1800万円ベース』の新たな投資をスタートさせるみたいだけど、本当に大丈夫?」
という事になるでしょう。
以下がわたしの『スケジュール表』です。
25年 57歳 〃
26年 58歳 〃
27年 59歳 〃
28年 60歳 〃
※ 新NISAへは「ほぼ一括投資」は目指さず、
「月30万円の積立投資」に徹するつもりです。
それにしても5年という月日は
そこそこ長いですね。
来年56歳になるわたしには
身に染みるような「長さ」に感じます。
なにせ2028年には
私は「60歳」(還暦)に!
はぁ~
2024年 56歳 月30万円
25年 57歳 〃
26年 58歳 〃
27年 59歳 〃
28年 60歳 〃
わたしは脳内で
数字の『イメトレ』を行ってみました。
例えばあくまで「一例」ですが、
『あなた』ならどちらを望みますか?
ケース2)1500万円(含み損300万円)
あなたは投資を行っています。
自分の資産配分、
保有ファンドについては確信を持っており、迷いはありません。
ケース2)1500万円(含み損300万円)
ケース1)では、
リスク資産の評価額1500万円。
堅実な投資の結果、
含み益が500万円になっています。
ケース2)は?
リスク資産の評価額は1500万円。
ところが含み損が300万円もあります。
そんなの ケース1)に決まってるじゃん!
ハイ。
わたしの場合、
新NISAへの入金(1800万円)は『乗り換え』がメインです。
特定口座から新NISAへ
『資産』を移し替えるということは、
しかも5年をかけて。
わたしの場合、
56歳から60歳にかけて・・。
『乗り換え』をやり遂げる過程で、
「含み益」がある大きな資産を、
もしかすると、
「含み損」を抱える大きな資産に(一時的にしろ)変節させてしまう可能性があるわけです。
2024年 56歳 月30万円
25年 57歳 〃
26年 58歳 〃
27年 59歳 〃
28年 60歳 〃
もしも、の話ですが、
2027年、28年にかけて
株式市場が低迷して、
「新NISAに費やした1800万円の投資元本が1200万円くらいに減ったらどうしよう?」と妄想したりもします。
仮に、ですが、
60歳時点で、
「1800万円」の元本が
本当に「1200万円」になってしまい、
新NISAでの含み損が600万円になって、
その含み損を解消するのに、わたしが62歳、いや65歳になるまでかかったとしても、
(これまでの投資経験を踏まえると、)
ワタシは耐える自信があります。
そのくらいの『リスク耐性』を持っているという客観把握です。
新NISAでの含み損が600万円になって、
その含み損を解消するのに、
わたしが65歳になるまでかかったとしても、
ワタシは働き続けるし、
投資では「そういうこともあり得る」と了解しています。
それに、これからの『人生時間』の長さを考慮すれば、今この時点から、
課税口座にある資産を、非課税の口座に移しておくのは長い目で見た場合、理に適った行為であると確信しています。
たとえ上記のようなことが起こったとしても、
粛々と資産管理が続けられるでしょうか?
「もちろんYESだよ!」という人が、
56歳から
新NISAで新たに1800万円の投資を始めてよい人だとわたしは思います。
今日の事例は、
仮にわたしが65歳でリタイアするとすれば、
「ラスト10年」の投資入金の話となります。
自分への戒めとして、
最後の10年だから、冷めた目で慎重に!を心掛けています。
わたしの場合、
新NISAの「投資枠」を埋め終えたら、
もう『新規の積立』は終了する予定です。
毎年残るお金を『貯蓄』に回していかないと、
リスク資産の割合がなかなか下がって来ないためです。
もう、
老後の資産管理の準備を考える時期に来ているのですね。
はぁ~
カテゴリ:NISA活用法