NISA活用法, インデックス投資全般

新NISAという言葉を先週はじめて聞いた29歳のあなたへ

2023年11月29日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

NHKのBSで
「絶景!ヨーロッパの山小屋」という番組があり、時々観ています。

 

先日の回で、

イタリア北部のプンタ・ペニア小屋から、
素晴らしい景色や
粋なひと言をSNSに発信している管理人が紹介されていました。

(その人はたったひとりで山小屋を管理されています。)

 

 

 

 

画像元:NHK

 

管理人の人がある日
投稿した一文が以下です。

 

 

山は、ひとつのことを
ゆっくり成し遂げるのが大事だということを教えてくれる。

 

 

いいことばですね。

 

 

上記は投資にもいえると思います。

 

 

投資は、
ひとつのことを
ゆっくり成し遂げるのが大事だということを教えてくれる。

 

 

「お金のことなんて・・」と、
お金を増やすことをどこか卑下するのは、

若者としては
「至極まっとう」ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

若いときは、
お金のことなんかより、
自分のポテンシャル(潜在可能性)を気にするほうが10倍は大切だからです。

 

 

今日の主人公は29歳の「あなた」です。

 

 

あなたの頭上には今、

しがらみ、
年上の人間、
そして既成権力が「大規模なフタ」のように覆っています。

 

それを横目に見ながら、
うまく立ち回っていくためには、

―それが好きか嫌いかに関わらず、―

「経済的な基盤づくり」が欠かせないでしょう。

 

 

来年から「新NISA」という制度が始まりますが、あなたはYouTube動画を観たりして、制度のなんとなくの輪郭は把握されているのでは?

 

これは(まさに)
「あなた」のために在るような制度なのです。

 

 

 

 

 

ネット証券会社を窓口にして
新NISAの口座を開けば、

月1000円、月5000円でも
積立投資を始められます。

(おまけに「非課税」の特典が付いてきます)

 

ところで、
若者が行きにくい社会となっているのは
なにも日本だけではなく、

先進国に共通の現象です。

 

⇒ 世界中で『高齢化』が急速に進行しているためです。

 

 

八方塞がりの現状、
自分(自分資産)にできることは限られてはいますが、

それでもあなたは

この日本で、
しごと(職)を見つけ、
今を生き抜くことが第一。

 

 

また、10年後もご飯が食べれるようなスキル(技能)を身に付け、それをアップデートしていく努力も求められます。

 

 

29歳のあなたにとって
いちばん難しいのは、
あなたがやりたいことだけでなく、
世の中(他者)が求めるコトにも注力し、それにもトライする必要があることでしょう。

 

 

 

 

 

自分、というものは、

あなた自身の気持ちと、
世の中からの反応が入り混じるため、
付き合っていくのがなかなか大変なものです。

 

その点、
お金(金融資産)のほうはシンプルです。

 

第一、
日本に縛られる必要がありません。

 

上述した新NISAは「日本の」制度ですが、

 

そこで利用できる商品は、
ズバリ世界仕様なのです。

 

 

たとえば、
MSCI ACWI指数という、市場の平均値の物差しとなる指標があるのですが、MSCI社というのはアメリカの会社です。

 

 

その会社が算出する「全世界株式の平均値」(MSCI ACWI Index)との連動を目指す、全世界株式インデックスファンドと呼ばれる金融商品があります。

 

これは、新NISA口座で買えます。

 

 

 

 

 

こんなふうにイメージしてみてください。

 

日本を含む世界の47ヵ国の株式、

具体的には2800社以上の個別株式(すべて上場し公開されている株式です)を、『ひとつのパッケージ』として、購入できてしまうのです。

 

この商品ひとつを保有するだけで、
プロも顔負けの国際分散投資の完成です。

 

ウソのようなホントの話です。

 

 

新NISAは、大きな非課税の特典を有する制度ですが、これが偶然、あなたが29歳のときにスタートするわけです。

(このめぐり合わせは「ラッキー!」としか言いようがありません。)

 

上述した『ひとつのパッケージ』(投資信託)は、
ほんとうに月1000円とか月5000円程度で購入できます。

 

これは、
身近にある、
あなたのお金回りを好転させるための「ちょっとしたチャンスの話」です。

 

 

 

 

 

このスタートは正直、
ほんの、
ほんの小さな歩み(一歩)に過ぎません。

 

カタツムリが雨上がりの日に、
金網をゆっくりゆっくり歩むような遅さでしょう。

 

が、冒頭の一文を思い出してみてほしいのです。

 

 

山は、
ひとつのことを
ゆっくり成し遂げるのが大事だということを教えてくれる。

 

 

たとえば3000メートル級の山を登る際も、
どこから始まるかというと、

靴ひもを締め終えて、
「さあ、」という一歩から始まるわけです。

 

月1000円とか月5000円なんて、と、
量(金額)を気にする必要は全くありません。

 

大きく「する」ことが大事なのではなく、

ともかく「始めてみる」こと、
小さな一歩を踏み出すことが、投資では大切なのです。

 

 

 

 

 

新NISAでは、非課税期間が無期限化されています。

 

つまりは、

あなたが何歳になっても、
変わらず非課税という恩恵が付いてくるわけです。

 

(もし、あなたが望めば、)

 

NISAという制度と、
残りの人生をずっと共にすることも可能・・。

 

 

ですので、
ゆっくりゆっくり制度に慣れて、

ゆっくりゆっくり
(投入する資金を)増やしていけばよいのです。

 

まず、
SBI証券か楽天証券に、
証券総合口座とNISA口座を同時に開設しましょう。

 

新NISAの「つみたて投資枠」で、
月1000円からでも、

「全世界株式インデックスファンド」の積立をあなたは始めることが出来ます。

 

 

 

 

もしかすると、
スマホのメモ帳に、

29歳からの、
新NISAへの毎月の『掛金額』を
「数字」として残しておくと良いかもしれません。

 

5000円⇒7000円⇒8000円⇒1万円⇒1.5万円⇒1万円⇒2万円⇒4万円⇒5万円⇒5万円⇒8万円⇒4万円⇒7万円⇒7万円⇒6万円・・・・・、

 

入金する金額が少しずつ増えていく様を、

 

あなたの、
社会人の成長の軌跡として認識できれば、
それは素晴らしいことだとわたしは思います。

 

あなたが動かなければ、物語は始まりません。

 

 


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