お金の摩訶不思議

重たいお金 VS.軽いお金(稼いだお金は使えず、もらったお金は使い過ぎる?)

2023年7月2日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

 

お金を貯めるのが得意な人は、
お金を使うのが不得手です。

 

仕事を頑張って、
それなりに資産を築いた人は、

懸命に働いて、ムダにお金を使って来なかったから、お金を貯めることが出来ているわけです。

 

それなりの年になっても
なかなかお金を使うことが出来ないのは、
ある意味自然な現象なのかもしれません。

 

 

 

 

そういうタイプの人は、

70歳で1億円の資産があっても、
80歳で2億円の資産があっても、

 

「病気とか、長生きとか、介護のことを考えると、心配になってお金が使えません。」と仰います。

 

 

いや、
それ以前に、

自分が懸命に積み上げたお金なので、
使って減らすのが
生理的に耐えられないという側面もあるのでしょう。

 

(今、日本にはそんなお金が何百兆円と眠っているはず。)

 

まさに
「重たいお金」。です。

 

 

亡くなる時に資産額がいちばん多くなる、
というのは稀有な例かもしれませんが、

それでも本人が死亡すれば、

多額の資産は、
『次の世代』に引き継がれることになります。

 

結論)お金は減らなかった。

 

 

物語は移ります。

 

 

 

 

 

そのお金を引き継いだ人はどうなるのでしょう。

 

相続の本質は、
(ちょっと冷めた言い方で恐縮ですが、)

タダで資産を取得することです。

 

誰かからもらったお金は、
自分で稼いだお金に比べると「軽いお金」。になりがちです。

 

降って湧いたような感覚が少なからずあり、気持ちも少し大きくなって、懸案だった費用に用いたり、少し消費にも充てたり、

(そして、)それが重なると浪費になることも稀にあります。

 

 

あるいは
誰かから引き継いだお金は、
「戸惑い」という感情も連れてきます。

 

 

自分が心地よいと思える「お金の量」よりも、
実際に手元にある「お金の大きさ」が勝ってしまうと、
そのお金を冷静にマネジメントする。
ということが難しくなります。

 

あるいは、
資産運用に回して堅実に増やしていくという発想もなかなか得られません。

 

 

 

 

 

 

結論)
相続で増えたお金は、減っていく。

 

 

同じ1億円でも、

自分で働いて積み上げた1億円(重たいお金)と、
誰かから引き継いだ1億円(軽いお金)では、

当人が感じる、色や肌触りがまったく異なるわけです。

 

ここから私たちは、以下の「学び」を得られるはずです。

 

 

本当は
「重たいお金」も、使う『勇気』を持つべきでしょう。

 

稼いで(貯めて)、
そして使ってこそ、お金のサイクルは完結するわけです。

 

 

また本当は
「軽いお金」を、しっかり管理する『勇気』も必要でしょう。

 

そもそもお金自体には、
色も感情もないわけですから、

どうやって得たお金なのかを、お金のほうでは全く気にしていません。

 

 

 

 

あなたが引き継いだお金を、
自身の暮らしを好転させ、新たなお金の用途に習熟するために「利用」してやろう!くらいの野心があっても(別に)よいわけです。

 

重たいお金、軽いお金、お金を分けたがるのは、人間の側の感情に過ぎません・・。

 

カテゴリ:お金の摩訶不思議

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