NISA活用法, 投資の発想法

お金儲けではないんです、投資は。

2023年6月27日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

お金の相談業を始めて
いちばん驚いたのは、

 

高学歴で知性豊かな人が
「投資を行っていない」というケースが驚くほど多かったことです。

 

(でも、)

それは
今でも、そうなのかもしれません。

 

仕事をバリバリこなし、
社会や世の中全般に対する関心は高いものの、

投資まわりのことはちょっと億劫で
今まで意識の隅っこに追いやってきた・・・

 

 

 

 

 

そういうタイプの人が、

重い腰を上げて
投資を始めることになるのが『来年』なのでしょう。

 

そう、
シンNISAが始まるためです。

 

一人当たり1800万円の、
無期限の、
非課税『投資枠』が出来るということは、

 

多くの人にとって、
シンNISAという口座の中で
投資がおおよそ完結する。

 

と言ってもいいくらいなのです。

 

 

その、非課税口座(シンNISA)の中で
決めるべきことはふたつ。

 

1.どの金融機関で口座開設し、
2.どの金融商品を保有していくのか。

 

 

 

 

 

冷めた視線を投げれば、

 

自社(金融機関)が
シンNISAの口座に指定されなければ、
資産運用ビジネスで未来はない。

 

と宣告されるようなものです。

 

 

もうひとつ。

 

自社商品(運用会社)が
シンNISAでの運用商品に指定されなければ、
資産運用ビジネスで未来はない。

 

と宣告されるようなもの。

 

ですので今、
し烈な競争が起こっているわけです。

 

 

 

 

 

ところで、
あなたは投資と書いて何と読みますか?

(いきなりこの展開?)

 

 

投資 (お金儲け)
投資 (勝負)
ではありませんよ。

 

 

私なら、投資と書いて「備え」と読みます。

 

 

投資は、
あなたの老後の「備え」のために行うものです。
それ以上でも、それ以下でもありません。

この定義は意外に重要です。 

 

 

お仕事でのタスクと同じく、
投資という行いの「目的」を明快にし、

その目的を果たすための
ベストな「実践方法」を確立しておくと、

 

投資という長丁場の行為が
とてもラクになります。

(ちなみに、そのベストな「実践方法」とは、
長期・分散・つみたて・低コスト

 

 

仮にあなたの老後が『20年後』にやってくるとしましょう。 

 

2043年です。

 

 

 

あなたがリタイアする2043年に向けて、
余裕のある「暮らし」を実現できるよう、時間をかけて経済的な基盤を築く行為。

 

これを『投資』といいます。

 

したがって、
投資は単なるお金儲けではありません。

 

 

あなたの人生の片隅で
これからスタートさせる、
長期プロジェクトなのです。

(やるべきことは少ないですが・・)

 

 

老後に到達した時に
経済的な「余裕」を生んでいることが目的ですから、

途中のアップダウンはあまり気にせず、
のんびり『長期』の姿勢で続ければよいのです。

(一か八かで短期的な利益を獲得することが目的ではありません。)

 

 

 

 

大きなリターンを得るのではなく、
あくまでリスク(価格変動の振れ幅)をコントロールしながら長期投資するわけですから、

投資対象はなるだけ『分散』させて、
枕を高くして眠れるようにしましょう。

 

 

 

 

そしてシンNISAでも
「毎月」「定額」で買っていく『積立』投資は実践できますので、

あとは選ぶ商品に対して
『コスト』コーシャスになること。

 

 

ところで、投資に対する印象として、『損をすることや、下落することが恐い!』という声をよく聞きます。

 

わたしだって「損」(マイナス)は嫌です。

 

でも投資の世界って物理と似ていて、

 

下落という現象があるから、上昇という現象も生まれるわけです。

 

 

これは(もう、)少しずつ慣れていくしかありません。

少しずつ「慣れる」のに適したお金の入れ方が『積立』なのです。

 

 

 

 

また、「わたしは投資には向いていないので・・」という声もしばしば聞かれますが、

 

それは20年前の、
「わたしはワードとかエクセルとか向いていないので・・」という声を彷彿とさせます。

 

投資は好き・嫌いで判断する行いではありません。
必要か・必要でないかで選択すべき行いなのです。

 


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