わたしのFP修行

誰かにお金の相談をするなんて初めてなんです

2023年6月14日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

一般的に、

自分のお金のことを
自分以外の人間に全面的に開示するなんて、

 

ちょっと考えられません!

 

 

この一点だけを取っても、
お金の有料相談サービスが
いかに『特殊なサービス』であるかがお分かりいただけるでしょう。

 

 

「ほけんの窓口」に行ったことがある知人はいても、
お金の有料相談を受けたお友だちは
(おそらく)周りにいないのでは?

※ほけんの窓口は無料相談です。

 

 

 

 

 

したがって、
今日のタイトル、

 

お金のことを、誰かに相談するなんて初めてなんです。

 

というお気持ち、不安感は分からなくはないですが、

 

実際ほとんどの人が、
『有料カウンセリング』を受ける際は、

お金のことを誰かに相談するのは初めて状態、なのです。

ですのでご安心ください(笑)

 

 

米国ではホリスティック・アプローチ
(holistic approach = 全体的なアプローチ)と呼ばれる『コンサルティング手法』があります。

 

まずは個人の財務状況に合わせて、

さまざまな客観数字の評価、
金融商品への評価を【定量的】に行います。

 

それにプラスして、

人の金銭行動における感情の部分【定性的な心の部分】も、

深く理解しないことには、
価値あるカウンセリングサービスは成立しません。

 

 

お金の相談業は、
『理屈』への理解と『感情』への理解の ミックスジュース なのです。

 

 

 

 

 

いや、こんな感じか。

 

 

       理屈  感情

 

 

そういえば、
以前こんなツイートをしました。

 

 

 

 

『自分に見えない部分を見せてくれるかどうか?』
というのは、

カウンセリングに対する「ほのかな期待」といえるでしょう。

 

 

相談者さまに見えないところを(アドバイザーが)『見る』ためには、

 

定量的に各種情報を眺めるだけでなく、
「数字」には表れない、定性的な、つまり、気持ちのウラに隠れている、お悩みの起点となる『センターピン』を探し出す必要があります。

 

 

 

 

 

「なぜ、そのような状況になったのか」
「今の状況の、なにが問題なのか」
「今の状況が変わらない、もっとも大きな要因は何なのか?」

 

ということを、
質問 ⇒ ヒヤリング ⇒ 質問 ⇒ ヒヤリング によって、明らかにしていく必要があるのです。

 

 

コンサルティングに価値が生じるか否かは、
結局のところ、

面談というサービスを通じ、
お客様が行動を変える(あるいは行動を起こす)【スイッチ】をONに出来るかどうかにかかっています。

 

 

 


また、お金の相談業というサービスは『その中身が・見えにくい』としばしば指摘されます。

 

何を隠そう、
サービス提供側(わたし)も
ずっと同じことを思っていました。

 

本当に運命のいたずらなのですが、
コロナ禍のために偶然、わたしはズーム(Zoom)による「完全オンライン相談」に移行することになり、

今『サービスが・見えにくい』を克服することが出来ています。

 

 

カウンセリングの成果(中身)をすべて、
『動画』としてお渡し出来るようになったためです。

 

(※ もちろん動画を撮らない選択肢もございます)

 

 

 

お客様はこの動画を観返すことで、
アドバイス内容を反芻することができます。

また、冷めた視点でアドバイザー(わたし)を「再評価する」ことも可能です。

 

ただ、それでも、
「誰かにお金の相談をする(しかも有料で)」というのは、

相当エッジが効いた行為であることは間違いないでしょう、
少なくとも2023年時点においては。

 

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