投資、はじめの一歩を踏み出そう!【パート1】
2023年5月1日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
この記事(シリーズ)は、
まだ投資に興味を持ち始めて1年未満の「投資未経験者」、
あるいは、
投資を始めたばかりの「投資超ビギナー」を想定して書いています。
突然ですが、
あなたなら「投資」と書いて、何と読みますか?
わたしは
たまたま資産運用の相談業を営んでいますが、もう10年以上前にお客様から、
カンさん。
わたしは投資と書いて『勝負』と読むと、ずっと思っていたんです。
と告白されました。
あなたは「投資」と書いて、何と読みますか?
わたしなら、
「投資」と書いて『備え』と読みます。
投資という行為は、
いずれやって来る
『老後の備え』のために行うものです。
それ以上でも、それ以下でもありません。
それ以上でも、それ以下でもありません。
ですので、
投資の「役割」は単純明快です。
(現在) (28年後)
仮にあなたの老後が28年後なら、
老後資金が必要になり始める
「28年後」に焦点を当て、
『備え』としての投資にじっくり取り組めばよいわけです。
アップダウンはありながらも、
28年をかけて
経済的「ゆとり」を生み出すことが出来れば、あなたの投資は成功です。
ところが、世間では以下のような
極端な投資のイメージがまかり通っています。
□ 投資では情報収集が命
□ 売り買いするために迅速な判断が必要
・・いかがでしょうか?
当クリニックが掲げる投資ポリシーに従えば、上記はすべて間違いです。
□ 投資はスリルを伴う
投資はほとんどの時間
金融商品を持ち続けるだけで(実は)退屈です。
他にやるべきことがありません。
□ 投資では情報収集が命
最初の勉強は必要ですが、
あとは積立などの「自動のしくみ」に任せるだけで、特に情報収集は要りません。
□ 株価のアップダウンは魔物
たしかに市場のアップダウンは精神的にこたえます。
また大きな『下落』は誰にも予測し切れません。
しかし道の途上で
株価が下がることを利用して、
将来のリターンを高める方法もあるのです(それが積立投資です。)
□ 市場の動向は常にチェック
細かい動きをチェックする必要は全然ありません。
むしろ市場から距離を置くほうが、
気持ちの起伏が起こりにくく、精神衛生上goodでしょう。
「ズボラ」でOK
「放ったらかし」でOK
投資という行いで求められるのは
よい意味での「いい加減さ」なのです。
□ 売り買いするために迅速な判断が必要
そのような判断も要りません。
毎月規則的に金融商品を買って、
老後に入ったら規則的に売っていくだけです。
市場の動きを気にしたり、タイミングを計る必要はまったくありません。
いかがですか?
これまで
あなたが投資に対して抱いてきた『印象』と
ずいぶん異なるのではないでしょうか。
続く・・)
カテゴリ:投資の発想法