わたしのFP修行

カウンセリングはお二人で受けても、おひとりで受けられても同料金です。しかしながら・・

2023年3月17日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。 

カウンセリングの「よくあるご質問」の中に、
以下のようなものがあります。

 

夫婦、ないしパートナーで一緒にカウンセリングを受けると、サービス料金は「2倍」になるのですか?

 

答え)2倍にはなりません。

 

 

当クリニックは『時間制』の料金設定ですので、

お一人で受けられても
お二人で受けても料金は「同じ」です。

 

ただし、仮にお二人が「別々のおサイフ」で、

 

お二人の
それぞれ違った「マネー状況」をもとに、
それぞれ違った「運用の設計図」を作ろうとすると、

(おひとりの場合より)
時間がかかってしまうのは否めません。

 

 

そもそも、カウンセリングの前提条件として、いくつかのパターンが存在すると思っていただいたほうが良いでしょう。

 

※どれが良いというものではなく、複数の中からあなたにフィットするものを「選ぶ」という感覚です。

 

 

 

 

 

『カウンセリング』を受けられる際、

(配偶者、パートナーはいるけれど、)

 

1.これは自分だけのマネー状況をもとにした、
自分の運用「設計図」作りのためのカウンセリングです。

 

もちろんOKです!

 

 

2.我が家は基本「ひとつのおサイフ」なので、
家族ベースのマネー状況をもとにした
家族ベースの運用の「設計図」を作りたいのです。

 

もちろんこちらもOKです。

 

 

 

3.我が家は「別サイフ」で
まずは自分だけのマネー状況をもとにした、
運用設計作りのためのカウンセリングですが、
ゆくゆくはパートナーにも資産運用を始めてもらいたいため、運用の「はじめの一歩」をうまく説明できるようになりたい。

 

はい、こちらももちろんOK!

 

 

 

 

 

 

4.我が家は「ひとつのおサイフ」で
家族ベースのマネー状況をもとに運用を始めたいのですが、
まだパートナーが運用に対して半信半疑で
当面はパートナーの了解を得ながら、
パートナー「少」わたし「多」で、
家族としての運用の「設計図」を作っていきたい。

 

もちろんOKでございます。

 

 

ちなみに、ですが、わが家は、

1.自分ひとりのマネー状況をもとに、
自分の運用「設計図」作りのタイプであり、
わたしと妻は基本「別サイフ」です。

 

 

 

 

そして、今からお話しするのは、

 

2.家族ベースのマネー状況をもとに
家族ベースの運用の「設計図」作りのケース。

 

になるのですが、ここでもひとつ『課題』が持ち上がってきます。

 

 

それは、

 

A(投資を含めた)お金の管理を
夫婦、パートナー『共同』で行うのか?
それとも、
B どちらかが『管理責任者』になるのか?

 

<もちろん、どちらがよりベター、というものではありません。>

 

パートナー間で、どちらのほうが「しっくりくるか?」をよく話し合われる必要があります。

 

 

以下はあくまで
22年間相談業務を続けてきた
「わたしの個人的な経験値」ですが、

 

Aのケースが 3割程度にあるのに対し、
B のケースが 7割くらいあると実感しています。

 

 

 

 

要は「役割分担」を明確にしたほうが、オペレーションがしやすいということでしょうか。

金融商品の選択そのもの、売買の執行等は「ご本人」の意思で「ご本人」がされる必要がありますが、資産管理の『担当者』は、どちらかが「役」に就いたほうが合理的なのかもしれません。

 

 

また(これはあくまで当クリニックの例ですが、)

 

配偶者、パートナーを含めた資産運用のご相談でも、実際相談を受けるのは『お一人で』というケースのほうが、(お二人揃ってよりも)「多い」のが実情です。
※その『お一人』が、実質お金の管理担当者になっておられるわけです。

 

 

考えてみますと『お金』のことも、家事、育児、お住まい全般など、家庭内の「タスク全体」において、

誰が、
何を
担当するかの一環に過ぎないわけです。

 

最後に、当クリニックのカウンセリングでは、その内容をすべて『録画』してデータとして相談者さまにお渡ししますので、後日パートナーの方にご視聴いただくことも可能です。

 

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