お金の摩訶不思議

自分のお金(儲け)がかかっているから真面目にやるわたしは、生粋の資本主義者?

2023年1月14日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

わたしは若い頃、
図書館司書になりたかったくちです。

 

たとえそれが叶わなくても、

給与は慎ましくていいので
出来るだけ競争から離れた、
穏やかな環境の仕事(職場)を求めていました。

少なくても20代の頃までは。

 

 

ところが、
運命の石ころは思わぬ方向に転がり、

自身で起業し、
もう22年もFP(ファイナンシャルプランナー)の仕事をしています。

ですので、


今の私はさしずめ、利益追求者です。

 

 

 

 

「I’am 資本主義者。」

と形容することが出来ます。

 

「わたしは資本主義者です」。

 

こう文章にすると、

 

何やら冷徹で、
常にお金のことを第一に考える人間に見えてきます。

 

 

 

 

でも、お金のことを恒常的に考えているのは事実でしょう。

 

お金のことをルーチン的に捉え、
お金をうまくコントロール出来ないと、
自分で「事業」など続けられません。

 

 

冒頭では、

できるだけ競争から離れた、

と言っておきながら、

今のわたしは競争の「まん真ん中」に居ます。

 

 

他のFP業の人たちがどんなサービスを提供しているか(いつも)気になりますし、例えば楽天証券などが別会社を作って、
完全フィーベースの、
資産運用相談業のサービスなど立ち上げたらどうしよう?と、いつも考えています(笑)

 

とにかく、
どんな状況になろうとも、

 

すべて自分で判断して、
自分で決めて、
自分で稼いでいかないといけないわけで・・。

 

 

 

今年、わたしの事業が万一
400万円のマイナスになり、
来年も600万円のマイナスになって、

わたしの資産がどんどん目減りしても、
誰も・助けてはくれません。

 

 

お金を継続的に稼ぐとは、
お客様から「選ばれ続ける」ということに他なりません。

 

このプレッシャーは半端なものではありません。

 

いつも新たな事象に目配せをし、
常に自身を(またサービスの中身を)改良し、

また新たな考え方をインプットして昇華させながら、
それを様々なカタチで『アウトプット』し続ける・・

 

 

 

 

事業者とは、
潜在顧客の変化に耳を澄ませ、サービス提供に全力を尽くし、競争の中で埋没せず、常に前に進み続ける人のこと・・。

 

それが出来ないと、

吹けば飛ぶような個人商店など、
あっという間に淘汰されてしまうのです。

 

 

お金(儲け)がかかっているからこそ、
わたしは
ここまで真面目にやって来られました。
これはホンネです。

 

 

がんらいマイペースで
さぼり症のわたしは、

お金(儲け)がかかっていなければ、
ここまで
自分の能力や感性を高める努力はしなかったと思います。

 

 

お金に基づく経済システム = 資本主義は、ヒトの潜在能力を高めてくれる装置である・・ わたしはそう信じます。

 

そして、様々なサービス提供者の能力が高まることで、もっとも大きな利益を得るのは結局のところ、私たち「消費者」自身なのです。

 

 

 

 

ですので、

わたしは
お金(儲け)を追い求めています。と、

胸を張って言えます。

 

 

お金(儲け)を求めるとは、
お金のことを追う。という意味ではありません。
潜在顧客の変化を、
妄想的に考え続ける。ということなのです。

 

 

わたしの潜在的な能力を、
顕在化させてくれたのは、

たまたま自分で起業してしまった、その「環境変化」のおかげです。

 

これは私見ですが、今日本は100年に一度といっていい、大きな社会構造の変化の前触れの中にいます。

 

これから期せずして、小さな個人事業主になる人が、何十万、何百万人と出てくることでしょう。

 

自分で副業、事業を始めることは、思いもしなかった自分と出会えるチャンス。と捉えてみてください。

けっこう面白いものですよ。

 

 

カテゴリ:お金の摩訶不思議

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