100年ライフプラン, 投資信託あれこれ

セゾン投信が謳う「世代を超えた長期投資」

2022年7月29日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

ほんらい投資信託は、
人の寿命を超えて長生きする「ポテンシャル」を有します。

実際、欧米では
100年超の運用年数を誇る「ファンド」がいくつも存在します。

 

(ところで)セゾン投信のサイト内に
世代を超えた長期投資』というコンテンツがあります。

まずは以下、
とても素敵な画像を見てみましょう。

 

 

 

画像元:セゾン投信

 

ご自身で“止め時”を作らずに
ずっと運用し続けて、
ゆくゆくは大切なご家族にバトンタッチする。

受け取られた方は、積立を継続し、さらに大きく育てていく

 

いい言葉ですね(^^)

 

 

サイト内にも記述がありますが、

 

「投資信託は、そのまま相続できます」。

 

この事実を知らない人って意外と多いのです。

 

 

次の世代に『バトンタッチ』する前提であれば、

 

 

 

 

例えば76歳の人が購入する
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」も、立派に長期投資の道具になり得ます。

 

資産を引き継ぐほうも、
「ファンド」は直接相続できるわけですから、

「親はどんな投資信託を持っているのだろう?」と、知的好奇心を働かせることにもなります。

 

上図の、
『親から子世代へ相続』の意味は、

 

まとまった資産としての投資信託を相続するだけでなく、コツコツつみたてを続けてきた『マインド』も併せて相続する。という意なのです。

 

 

 

事実、先ほどの引用部分でも、

 

受け取られた方は、積立を継続し、さらに大きく育てていく

 

と謳っていますね。

 

 

まとまった資産としての「ファンド」を引き継いだ子世代が、

自身でもまた
その「ファンド」を積立投資していく・・

この発想こそが『世代を超えた長期投資』なのです。

 

 

 

 

カウンセリング内で思い出すことがあります。

娘さん息子さんが、
親御さんの投資信託を相続するパターンではこれまで、

『相続』はしたものの、

 

「自分が知らない投資信託ばかり・・」
「毎月分配型ファンドが多くて・・」
「手数料が突出して高い投資信託で・・」
「国内株のファンドに偏重していて・・」

 

などの、
不満の声を聞くことが多かったのです。 あくまで昔の話です。

 

 

・・どうしてこうなってしまうのでしょう?・・

 

端的に言えば、

 

投資信託を選んだご本人が
相続のことまで考慮されず、
ご自身の
短期的な?嗜好で
ファンドを購入されたためと思われます。

 

 

いっぽう資産を引き継ぐほうのご世代の
お客様の話を伺っていると、

不動産(実家)という相続資産はあまり人気がありません。

 

それに比べて、
ご自身も投資を行っていれば、

リスク管理がしやすい「投資信託」を、
(もし引き継げるものならば)引き継ぎたいと考える人が多いのです。

 

厄介なのは「個別株」で、

個性が強い相続資産となり、
遺してくれた親の意向を汲み取るあまり、
自分ではどうしようも出来ず、不本意ながら持ち続けてしまうケースが意外と多い。。

 

 

まとめてみましょう。

娘さんや息子さんの『密かな要望』としては、

 

どうせなら、
長く持ち続けられる、
オーソドックスで分散に留意した『投資信託』を遺して欲しい・・。

 

そう思っておられるわけです。

 

 

 

 

最後に、
次の次の『世代』を睨んだ考え方として。

あなたに小さなお子さんがいれば、
お子さま名義の証券口座を作ることをお勧めします。
(「未成年口座」の開設です)

 

小さい時から
子どもさんの名前で
月1000円、月5000円でも「つみたて投資」を実践している意味合いは、親御さんが思う以上に「あるのです」。

 

投資は、暮らしの一つの習慣であるためですね。

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