お金の摩訶不思議

投資を始めると、貯金の意味合いが変わります

2022年6月25日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

何事も最初の一歩ってタイヘンです。

それは
「ゼロ」から「イチ」に至るまでの道のりです。

 

あなたにも覚えがあるのではないでしょうか。

あれこれ準備して
証券会社に口座を開いて
具体的なファンドも決めて、

本当に「つみたて投資」を開始するその瞬間までが、とてもハードルが高かったはずです。

以前にこんなツイートをしました。

 

 

毎月5000円・・

たったの5000円ですが、
このお金を
これまでとは違う「用い方」をするというのは、

やはりご本人にとっては『革命!』であるわけです。

 

(これまで「貯金オンリー」だった人が、
たとえ脇役にしろ『投資』をスタートさせるわけですから。)

 

あなたの知人や
友人や兄弟姉妹が、
恐る恐る「つみたて投資」を始めようとしているなら、

 

どうぞ温かく見守ってあげてください。
そして優しく背中を押してあげてください。

たとえ少額だとしても、
「つみたて投資」を始めようとされるその意思を尊重してあげてください。

(それは本当に尊いことなのです。)

 

 

 

 

もちろん論理の分野から見ると、

月5000円じゃあ、
貯金だけでお金を貯める場合に比べて、

(お金の増え方に)
そんなに大きな違いなんてないじゃん!

というツッコミも聞こえてきます。

 

ですが、
毎月残るお金をすべて「貯金」にする場合と、

たとえ月5000円でも
「投資」に振り向ける場合では、明らかに『違い』が生じます。

 

それは、
見えてくるお金の景色が
「単色」から『複合色』になるということなのです。

 

 

投資を始めると、
お金のあり様が『複色化』します。

あなたの資産ってなあーに??
という問い掛けがあった際、

「えっ、貯金ですけど。」で終わっていたものが、

あなたは自然と
自身のお金を「区分け」して見るようになります。

 

 

 

これは貯めるお金なのか・・。
これは育てるお金なのか・・。

 

もちろんメインでは
引き続き「貯金」をコツコツ続けています。

が、もしかすると、
その貯金の一部は
(将来的に)投資に回す「準備のお金」になるかもしれないのです。

 

あるいは、

投資に回していたものを一部解約した際に、
それが戻ってくる「受け皿」にもなります。

 

そう、投資を始めると、
貯金の意味合いが『多様化』するわけです。

 

 

 

 

そしてたとえ小さくても、
「投資」を始めることで、

「貯金」を明確に
『安全資産』として認識するようになります。

 

生まれて初めて

〇 【安全資産】(貯金)
〇 【リスク資産】(投資信託)という『区分け』が生まれるわけです。

 

このふたつの色の割合が今後、変わったりすることがあるかもしれません。

 

毎月残る2万円のうち、

貯金を15,000円(主役)、
投資のほうが5,000円(脇役)だったのが、

投資が15,000円(主役)、
貯蓄が5,000円(脇役)と逆転しないとは限りません。

 

 

 

 

その中で、ふと、

どうしてワタシって、
「そもそも毎月2万円しか残らないの?」

という疑問が浮かんで、

なんとなく入っていた終身保険の
見直しにつながらないとも限りません・・。

 

 

結局、
投資という行いを始めることで、

【ワタシってこれから先、
自分のお金全体をどんなふうに管理するの?】という、

まったく新たな地平に向かう『可能性』が生まれてくるのです。

 

月5000円からつみたて投資を始める
【意味合い】は大いにあります。

そしてわたしは仕事柄、
そうやってハッピーに投資と出会えた人をたくさん知っています(^^)

 

カテゴリ:お金の摩訶不思議

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