投資の発想法, 投資家の感情リスク

投資の途上で一度や二度つまずいても、あまり気にしないでください

2022年4月14日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

物事って
うまく進むこともあれば、
そうでない場合もあります。

たとえば
投資の最初のさいしょ・・。

 

〇 ネット証券の
特定口座(源泉徴収あり・なし)の選択で
意味が分からなくて

そこでつまずいてしまい、
口座開設を断念した人がいます。

 

あるいは、

 

〇 オンライン上で
投資信託の検索の仕方がよく分からず、
(口座は開いたものの)
自分が買いたいファンド名を探し当てられなかったため、ファンドの購入には至らなかった人もいます。

 

 

 

 

仮に投資をスタートさせても、
途中で辞めてしまう理由はもう無数にあります。

私たちは
投資でもダイエットでも、

『続ける理由』より、
『辞める理由』を探すほうが3倍くらい得意なのですw

 

でも、

途中で『つまずいて』しまうのは、
あなたのせいばかりではありません。

 

そもそも投資という行いは
『情報共有』がしにくい現実があります。

誰かに自分の投資について
話を聞いてもらうとか、
ため口を言うとか、

そういうこと自体がなかなか難しく、

ヘンに会話の中に投資のトピックを入れると、お金にがめつい人とか誤解されてしまったりします・・

どうしても投資は『孤独な作業』になりがちなのです。

 

 

 

 

「孤独」であるだけでありません。
投資はその『効き目』が現れるのに時間がかかるため、

ちょっとした『きっかけ』さえあれば、

「あーあ、もういいや。」とか、
「別に、今しなくてもいいかな。」と、

自分をあきらめさせるのは(わりと)カンタンなのです。

 

でも、

一度や二度の『つまずき』は
そんなに気にしないでくださいね。

 

冒頭、
特定口座(源泉徴収あり・なし)の選択で
意味が分からなく一度は断念した人も、

ほぼ4年のブランクを経て
今では立派に11年近くつみたて投資を続けておられます。
(実は当クリニックのお客様なのです・・)

 

 

たとえば仮にあなたが、

 

1.マーケットの急落を受け、
積み立てを止めてしまった。
2.怖くなって個別株の投げ売りをしてしまった。
3.10年前に買った豪ドル預金が塩漬けのまま。
4.特定の投資信託に確信が持てず、
結局20本以上ファンドを持つ事態に・・。
(そのせいか投資を続けるのが億劫になっている。)
5.予定には全然なかったのに、
2021年の株式市場の急騰で
運用資産の半分くらいを売ってしまった。

 

でも、でも、

別に
いいのです・・。

 

 

 

 

その程度の「つまずき」など、私たちの暮らしの中で、

不意に
ときどき、
起こってしまうものなのです。

 

 

投資で『挫折』を経験しても、
二度や三度、
投資に対する『意欲・気力』が萎えてしまっても、
くれぐれも
自分を責め過ぎないようにしてください。

 

(人生とは不思議なもので)
ふとした「きっかけ」で、

物事に対する『意欲』が
ふらっと舞い戻って来たりもします。← ホントです!

 

わたしは仕事柄、
(投資に関してですが)

あっちへちょっと寄り道してたけど、
最近こっちに戻ってきたわよ、
という感じの人を十人以上知っていますよ(笑)

 

一度や二度、
つまずいても、

最終的に「続ける」のレールにまた乗ればよいわけです。

行ったり来たりを
3回くらい繰り返しても、

「あー、またやってみるか」と思える、図太さ、鈍感力が必要ではないでしょうか。

 

 

 

お金との付き合いは
死ぬまで続きますから、

人生時間の中で、
すごーく時間がかかったとしても、

お金の管理に習熟するのに「遅すぎた・・」ということはありません。

投資はいつでも【やり直し】がきくのです。

 

 

完全オンライン診療!4月29日()~5月8日()(ただし5月1日は除く)

 

カテゴリ:投資の発想法, 投資家の感情リスク

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