わたしがブログ内で『あなた』と言う理由
2022年1月31日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
わたしは今(たまたま)パートナーと暮らしていますが、
人間は基本、ひとりだと思っています。
それぞれ「違った日」に生まれ、
それぞれ「違った日」に死んでいく。
たとえ二人が一緒に眠っていても、
それぞれ「見る夢」は違います。
自分を主人公にした『長い旅』を続けているわけです。
その長~く続く線(自分の旅)の中で、
頻繁に、
そして太く交わる人が
あなたにとって「大切な人」になります。
それは何も、概念的な家族に限りません。
もっとも大切な人は
あなたの幼なじみかもしれませんし、
仕事上で長い付き合いのある人かもしれません。
翻って言えば、
親や兄弟や配偶者が、
無条件に「大切な人」になるわけでもないのです。
こんにち、
親族や、地縁や、同窓生に頼らなくても「よくなった」という社会のあり様を、わたしはポジティブに捉えています。
昭和の時代までは色濃くあった
文化慣習的な「しがらみ」を脇に置いて、
生き方そのものがフラットになり、
生き方に『自由さ』が醸し出されていると思うのです。
長~く続く一本の線(自分の旅)の中で、
太く交わってくれるのが
あなたにとって「大切な人」ですが、
しかしその人も、
「あなたの」線の上で一緒に歩くわけではありません。
人は基本「ひとり」である・・。
ですので、
わたしは仕事上でも
お客様のことを・・ ○○さま という呼称で貫いています。
潜在のお客様である
このブログをお読みの方に対しても、
「あなた」という言い方を意識しています。
この文章も、
「わたし」から「あなた」への私信なのです。
相談業務の絡みで申しますと、
お客様は基本、○○さま ですから、
たとえば結婚されていても、
お子さまがおられても、
「逆に「○○家」の資産運用としてどうすればよいですか?」
というご要望の場合は、その前提で対応させていただきます。
夫婦だから、こうあるべき
親だから・・、
兄弟なんだから、
古い付き合いだから・・
というのは、
いかにも縁故的な考え方です。
そういうものに縛られ過ぎると
自分の体にギブスを嵌められているようで、窮屈になってしまいます。
「独身研究家」の荒川和久氏は、著書『「一人で生きる」が当たり前になる社会』のなかで、
2040年には独身者が「47%」になり、“超ソロ社会”が到来する。
と予測されています。
高齢者よりも「ソロ」の人が多い社会がやってくるわけです。
「ひとり」で居るということは、
内面を育むチャンス到来かもしれません。
思いもよらなかった『自分』を発見できる機会かもしれないわけです。
もちろん、その際、自分に刺激を与えてくれるのは「他者」です。
長~く続く一本の線(自分の旅)の中で、
案外と、たまに
細く交わっている人が、
あなたの意外な本質を「○○さんって、ホントは□□ですよね!」みたいに言い当ててくれるかもしれません。
あるいは、これはわたしの予測なのですが、
たとえば首都圏の私鉄沿線の4LDK以上の「戸建て」には、
新しい居住ニーズが芽生えたりする可能性があるのです・・・。
カテゴリ:100年ライフプラン, その他・雑記