投資の発想法, 金融機関にモノ申す

中身がシンプルで、金融機関が売りたがらないモノを選びましょう

2021年12月20日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

あまり強調しすぎてはダメですが、
わたしは「世代論」で資産運用を語ることがあります。

たとえば1950年代生まれ、
そして1960年代生まれの人は、← ワタシも。

 

製品のスペックが高度であればあるほど、
= 優れたモノと感じる傾向があります。

 

 

たとえばオーディオです。

わたしが10代の頃は以下のようなコンポに憧れたものです。

→ アンプ、スピーカーといった機器を組み合わせ、
構築したオーディオシステムのことを『コンポ』といいます。

 

 

 

むかしはここに↑「レコードプレーヤー」も付いていました。

 

豪華であればあるほど高スペック、
すなわちそれは優れた商品であるという消費者としての感覚』が、

 

こと「金融商品」を選ぶ際には、
悪いほうに影響を与えてしまう可能性があります。

 

 

すなわち、
『複雑で高機能な金融商品のほうが、より良いのではないか!』

というモノの見方です。

 

一口に金融商品といっても間口が広いです。

 

 

 

たとえば、ですが、

〇 金(ゴールド)と
〇 保険と
〇 投資信託では

フィールドがまったく違います。

 

その起源も、
商品としての特性もぜんぜん違うので、

 

『それぞれ独自の選び方があるのだろう』と思ってしまいがち・・。

 

でも、それ、違いますよ。

 

仮に、です、

〇 金(ゴールド)の専門家
〇 保険の専門家
〇 投資信託の専門家が、

本質のところで『まったく同じこと』を言っているとしたら?

あなたは驚かれますか?

 

 

ずいぶん昔に、
著名なお二人とセミナーでご一緒させていただきました。

金(ゴールド)の専門家
豊島逸夫さん

 

 

(いつもブログを拝見して勉強させていただいています)

 

保険の専門家
後田亨さん

 

 

(互いにお客様を紹介させていただく仲です)

 

(そし不肖わたしも)そのセミナーに
投資信託の専門家として登壇しました。

 

セミナーが終わって懇親会となり、

金(ゴールド)の専門家も、
保険の専門家の人も、
投資信託の専門家も

どんな金融商品がいいんですか?
という主催者の人の『質問』に対して、答えが見事に一致しました。

 

「中身がシンプルで、金融機関が売りたがらないものがいい。」

ホントです(笑)

 

これは金融という川が流れる中で
淀みのない「真理」であるとわたしは思います。

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