つみたて投資

投資信託の「解約」という思い込みを『解体』してみる・・(投信定期売却サービスのメリット5ヶ条とは?)

2021年12月15日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

30代、40代のあなたにとって、
投資信託を解約するのはずっと先の話です。

したがって「ワタシにはあんまり関係ないかも。」と感じられるかもしれません。

 

でも、上りのことだけ考えて山を登るより、
下りの道のりも頭に入れて
山を登ったほうがいいと思いませんか?

 

 

 

 

個人の資産運用とは?
実は、

「資産を積み上げる」+「資産を取り崩す」というプロセスです。
    A          B

相談業務の中では
Bが不得手な人がけっこう多いと感じます。

 

すでに67歳になっているのに、
なかなか『投資信託』を解約できない・・。

ちょっとした事でお金が必要な場合は、
『預金から取り崩す』ことが常態化している・・。

気持ちは分からなくはないのです。

 

長年こつこつリスク資産を積み上げてきて、
「利益」も潤沢にあって、

それを『解約』するのは「もったいない」と感じてしまう・・。

 

あるお客様はこう言っていました。

 

カンさん。
売るって、自分の投資成績を決めることなんですよ。

 

投資信託を買っているときは、
積み上げる、保有し続けるという「プロセス」ですから、
ある意味単純なんです。

 

でも、解約するっていうのは、言ってみれば総決算。
自分の投資のフィナーレみたいなもので、なかなか踏み切れないんです。

 

そう、
このお客様はとても真面目な方なのです。

 

 

 

 

上記のお言葉は、痛いほど分かるのですが、

でも、でも、です。

これまで頑張って資産運用されてきたのは?
何のためですか?

そのお金を有意義に『使う』ため、ですよね。

 

仮に今、
4300万円のファンド資産が目の前にあっても、
数字としての「4300」以外に具体的な意味はあるのでしょうか?
あなたやわたしが、その数字上のお金を
実際に用いて(使って)はじめて、
4300万円の効用が、具体化されるわけです。

 

 

投資信託を売って、使うところまでを含めて、個人の資産運用。

 

 

 

 

それに、
『預金』からばかり取り崩しを続けると、

年を重ねるにつれて、
預金(安全資産):投資信託(リスク資産)の「割合」で云うと、
リスク資産の『比率』がどんどん高くなってしまいます。

これって健康的とは言えません。

 

正直、金融商品は買っていくより、
売っていくことのほうが何倍も難しいのです。

わたし自身も日々実感します。

 

投資信託を『解約』するとは、

「資産を削る行為」
「これまでの投資の成績を決する行為」というふうに、

どこか大きな判断を伴う、大きな行為と思われがち。

違いますよ!

 

皆さん、『解約』ということばを「解体」して、
燃えないゴミに捨ててしまいましょう!

 

投資信託の定期売却サービスを利用すれば、
あっ、ファンドって
規則的に、自動で、少しずつ取り崩せるんだって実感できます。

 

 

 

以下ズバリ、
投信定期売却サービスのメリット『5ヶ条』です。

 

その1)1回あたりの取り崩し額が「少額」。

 

たとえば、
年間120万円取り崩す場合も、月単位では10万円です。

さらに2つのファンドを4:6の比率で保有していれば、
月ベースで取り崩すのは
それぞれ「4万円」と「6万円」です。

毎月の暮らしの中で、
そんなに気にならない金額になりますね。

 

 

その2)取り崩しを自動化できます。

 

解約の作業はあなたの代わりに「しくみ」がやってくれます。
あなたは、特段何もすることがありません。
(「しくみ」をいじらない限り、必ず取り崩しが続けられます・・)

この効用はものすごく大きいです。
まさに、自動つみたての「逆さま」ですね。

 

また『取り崩し金額』はあなたの都合でいつでも変更できます。

お客様の声を伺っていると、
時間やエネルギーをかけず、取り崩しを自動化することで、『使っていく』ほうに関心が向くといいます。

 

 

 

 

その3)ファンド価格が気になりません。

 

大きな金額を一度に解約することは、
投資の成績を決する行為です。

しかし、たとえば65歳から90歳まで
25年(300ヵ月)をかけて、定期売却サービスを利用すれば、

一回一回の取り崩しは、1/300 に過ぎません!

 

これだと、ファンド価格が安いときも高いときも
自然解約を続けることになります。

結果、一回一回取り崩す際の
ファンド価格が気にならなくなるわけです。

(投資とも距離が置けて、細かいことが気にならなくなります。)

 

 

 

 

また上記例で云えば、

25年(300ヵ月)かければ、
保有ファンドの価格は上昇している可能性がきわめて高いでしょう。

結果として逓増する投資信託を、
少しずつ取り崩す行為となります。

 

〇 この『長期展望』がしっかり腹落ちしていれば、
直近のファンド価格の下落、急落は気にせずに、粛々と取り崩しを続けるべきです。

 

(投信定期売却サービスとは、
解約の時期を究極まで「分散」させることなのです。)

 

 

その4)マーケットを予測しようという誘惑から逃れられます。

 

上がっても下がっても
規則的に(かつ長期にわたって)ファンドを取り崩すので、

「マーケットがいつ下がるか?」
「マーケットがいつ上がるか?」を考えても、あまり意味がないことに気付きます。

 

また、自分で「いつ」「どれくらいの頻度」、
「どのくらいの金額ベース」で売ればよいのかを考える必要がないので、悩みのタネが減ります。

 

 

 

その5)
あなたの課題が、ファンドの解約のしかたではなく、
解約して得たお金を「どう使っていくか」に移行します。

 

ハイ、これこそ『投資信託・定期売却サービス』の最大のメリットなのです!

 


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