つみたて投資

投資信託の『取り崩し』戦略の答えは「つみたて投資」にアリ?

2021年12月13日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

 

投資信託って『いつ』解約すればいいのですか?

 

この問い掛けは、

おそらくわたしが仕事を通じてもっとも長く、
かつ(今でも)頻繁にいただく質問です。

 

この質問を発する、
お客様のお気持ちをスプーンで掬ってみましょう。

おそらく、ですが、

 

・・どういうタイミングで
・・どれくらい儲かっているときに『売れば』いいのか?
という疑問をお持ちなのでは?

 

そう、タイミングを計りかねているわけです。

『タイミング』?

 

 

 

 

ちょっと回り道ですが、
ファンドを買うときのことを思い出してみませんか?

 

投資信託って『いつ』買えばいいのですか?

 

うーん、
『いつ』というタイミングは分かんないから、
「つみたて投資」でいいんじゃないのかな。

 

と、

あなたなら、
職場の人の質問に答えられるはずです。

 

 

 

つまり(ファンドを買うときは、)

 

・・いつ買うべきか?
・・どれくらいの金額買うべきか?
の『正解』が分からないので、
つみたて投資する。

 

 

実はそれと同じマインドを持って、
(ファンドを解約するときも)

 

・・いつ売るべきか?
・・どれくらいの金額売るべきか?
の『正解』は分からないから、
規則的に・取り崩しをしよう。

 

これが正しい投資信託の『解約のしかた』なのです。

 

 

もちろん、

娘さんの大学の授業料とか、
息子さんの歯科矯正費用とか、
ご自宅のリフォーム代とか、

 

 

その性質上、

・そのお金が必要なときに
・投資信託を『一度に』解約する

という場合もあります。

でもこれって例外的なケースでは?

 

実は投資信託を
全部いっぺんに売るなんてことは(人生の中で)すごくレアなこと。

 

 

あっ、ここからは、
『解約』ということばを放棄しましょう。

(解約という言葉にはなんとなく、
一度に・多く売るというニュアンスが含まれるためです。)

投資信託の『取り崩し』ということばに統一します。

 

 

 

続いて、もうひとつのTipsは
決して投資信託を『主人公』に置かないこと。

 

利益の数字を睨みながら、
この数字 → ○○○万円になったら売ろうとか、思う必要はありません。

投資信託を数百万円売ったけれど、
使う用事がなくて、

また(そのお金を元手に)つみたて投資をしています!という人を、わたしは5人は知っています。←ホントです。

 

資産運用の主人公は『あなた』ですから、単純に、あなたがそのお金を『使う』ニーズが生まれたときに、投資信託を取り崩せばよいわけです。

 

 

ファンドの価格が上がっている、下がっているを、気にしてはいけません!

つみたて投資の『マインド』を思い出してみましょう。

 

「つみたて投資」をするときに、
ファンドの価格が上がっている・下がっているを気にしますか?
気にしませんよね。)

 

 

繰り返します! 資産運用の『主人公』はあなたですから、

あなたがお金を『使う』ニーズが生まれたときに、
投資信託を規則的に・取り崩していけばよいのです!

 

じゃあ、投資信託を取り崩して
『使っていく』ニーズはいつ発生するのか?

 

多くの場合、定年退職した時です。

 

 

 

65歳まで頑張って働いたとしましょう。
それ以降は、仕事からの収入はありません。

 

 

あなたは『公的年金』プラス「じぶん年金」でセカンドライフを過ごしていくわけです。
ちょっと構造的に捉えてみましょう。
たとえば、『公的年金』(月15万円)プラス「じぶん年金」(月15万円

 

 

じぶん年金の原資には、

・『特定口座』でのファンド資産
・『つみたてNISA』でのファンド資産
・『iDeCo』でのファンド資産

などが含まれます。

 

 

 

 

たとえば一例ですが、
〇 ファンド資産(特定口座)  毎月10万円『取り崩し』
〇 ファンド資産(つみたてNISA)毎月3万円『取り崩し』
〇 ファンド資産(iDeCo)    毎月2万円『取り崩し』
のようなイメージで、
投資信託の運用は続けながら、
規則的に・取り崩しの作業を続けるわけです。

 

65歳になったからといって、
投資信託をいっぺんに『売る』必要はありません。
(逆にそんなことをすると『長生きするリスク』に対応できませんし。)

 

 

もうお気づきですよね。

 

投資信託の『取り崩し』戦略とは、
投資信託の『つみたて』戦略の 逆バージョン なのです。

 

どちらもコツコツ規則的に長―く続ける!

 


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