投資の発想法

あなたに『ひとつ』お願いがあります

2021年11月17日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

以前ブロガーさんの記事を読んでいた時に、

 

そもそも『投資』って言葉が、馴染まないのかな。

 

という文章を見つけました。

ことばが生活に溶け込むか否かで言うと、
「投資」って溶け込みにくいのかもしれません。

 

 

たとえば女性同士の会話で、

・最近ヨガ行ってる?
・最近映画見てる?
・最近婚活してる?

という「会話例」を思い浮かべてみましょう。

が、

・最近投資してる?

という投げ掛けは(ちょっと)難しい・・。

 

 

あなたに『ひとつ』お願いがあります。

会社の同僚やご友人や、
親戚や、ちょっとした知り合いが、

なにかの話のついでに、
資産運用とか投資とか老後の2000万円問題とか、
なんとかNISAとか、

そういったワードを伴ってあなたに話を振ってきたら、

 

出来るだけ自然に、
半ば関心がないようなフリをして、

 

「ワタシは投資信託を毎月積み立てしてるよ。」

 

と、答えてあげてください。

・・事実ですから。

 

 

(投資に限らず)物事には一般に灯台下暗し的なところがあります。

あなたが仮に「Bという行為」を知っていても、それを行わないのは、なぜでしょう?

 

・単に自分の周りで「それ」をしている人がいないから。
・Bは良いらしいよ!という「情報」を身近で見聞きしないから。

 

そんなものなのです。

『資産形成』という行いはどうすれば広まるのか?

・非課税口座の枠をうんと広げるべき
・手数料無料の投資信託がもっと増えるべき
・株式市場がさらに上昇すべき

(それは)おそらく答えではありません。

 

私たち一人ひとりが何気に、
「あっ、ぼくは投資信託の積み立てしてますよ。」
口外することが、
情報の流布につながり、
それが資産形成という行為の『日常化』につながります。

 

ちょっと平凡ですが、おそらく真実なのです。

 

 

ただ、誰かに
「ワタシ毎月、投資信託を積み立ててます」と言うのは、少し『勇気』がいることかもしれません。

でも、別に
恥ずかしいことをしているわけではないですから(笑)

未来の自分を想い、
コツコツお金を育てることは「ごく普通のこと」。

 

ところで話は急に変わりますが!

先月の総選挙期間中、
立憲民主党の江田副代表による「NISA」に対する課税発言があったのを覚えていますか?

同党の塩村あやか議員が選挙後、
こんなツイートを投稿しています。

(わたしは最初、
夢見る父さんのこちらの記事で知りました。
NISAに課税発言がボディーブロー』)

 

 

1500万人と云えば、
人口の1割を超えていますね。

すでに一大勢力なのかもしれません。

かつては
投資をする = 資本家?(富裕層)というイメージでしたが、今は「数」のうえではふつうの給与所得者が多数になっています。

 

あえて20世紀的な言い方をすると、

 

今は労働者も、
資本家の衣(ころも)をまとう時代なのです。

 

給与所得を得ながら、たとえばVoicyやWeb制作やブログ執筆を副業にすれば、
「働き手」としてのあなたも
『多層化』していくわけで。

 

いくつかある、
「あなた」をたぐり寄せるエレメントのひとつとして
「投資家」という肩書きがあってもカッコいいと思いませんか?

 

 

あなたにひとつお願いがあります。

もしも知り合いにその手の話を振られたら、
半ば関心がないようなフリをして、

「ワタシは投資信託を毎月積み立てしてるよ。」

と、答えてあげてください。

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