わたしのFP修行

FPとしての邂逅

2021年8月4日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

あなたは今の仕事に就いてどれくらいになりますか?
どんなことがいちばん「つらい」と感じますか。

私たちは仕事に向き合う時
独特のクセのようなものを知っていて、
外部からは見えにくい「複雑さ」や「大変さ」があることを承知しています。

 

わたしの仕事は基本
人と人が『一対一』で向き合うので、
(そして言葉のキャッチボールが続くため)

フィーリングの近似というのが
意外に重要だったりします。

 

 

 

 

これまで長い相談業歴でドタキャンが2回ありました。

また、どう軌道修正しても話が噛み合わずに、
カウンセリングの途中で
「今回は一旦「なし」に致しましょう」と、

カウンセリングそのものを中止したことも2回あります。
(勿論サービス料金はいただきませんでした)

わたしはプロですから、
カウンセリングでは一定以上の成果を死守しようとします。

 

しかしながら
言葉の授受の、その流れの中で、
コンサルティングが思わぬ方向に上振れしたり、
逆に思いがけなく下降を辿ってしまうこともありました。

 

古今東西すべての仕事は
一筋縄ではいかない部分を持っています。

 

「いろいろタイヘン!」とばかりお話ししていますが、
実はその何倍も、
嬉しくそして有り難くジーンとしてしまうこともあります。

 

以前、こんな内容をツイートしました。

 

 

おそらく、
この相談者さまと人生でお会いしているのは、
計6時間もないでしょう。

 

 

しかし、カウンセリングという細い糸を通じて、
不規則ながら、長い歳月お付き合いをさせていただく中で、お客様の、そしてご家族の成長を垣間見ることが出来るのは、
FP(ファイナンシャルプランナー)としての邂逅であると感じます。

 

 

また、運用相談をしていて嬉しいのは、
紹介者には常にリスクが付きまとうにも関わらず、

お父様が娘さんを
お姉さんが妹さんを
息子さんがお母様を
お客様がそのご友人を紹介してくださることです。

 

そんなときはパソコンの画面に向かって本当に
「ありがとうございます。」とお辞儀をしたくなります。

 

 

 

 

あるいはこんなこともありました。

 

かつて学生時代に
お母様に連れられてセミナーを受けていただいた娘さんが社会人になられて、

「わたしもカウンセリングを受けられる年になりました!」と自ら面談のお申込みをしてくださったこと。

とても嬉しく思います。

 

当たり前の話ですが、
相談者さまは実際にカウンセリングを申し込む前に、何度も何度も『逡巡』されます。

 

カウンセリングを受けない理由を3つも4つも考え、いったんは止めておこうと思われ、でも最終的に「いや受けよう!」と決断されるわけです。

 

 

そのプロセス、
面談への想いをしっかり受け止めがらも、
いっぽうでは冷静に、

 

たとえば理想のリターンに固執するお客様を、現実世界に誘導し、お客様が投資を長く続けられる『体制』を築くことがアドバイザーの役割であるとも感じています。

 

 

これは職業病なのでしょうが、アドバイザーはとかく「こうあるべきだ」という机上の理論に答えを求めがちです。

 

しかし、アドバイスを『実践』していただいて
はじめてサービスが成就するわけですから、

あるべき論より
多少効率は下がるにしても、
相談者さまが(実際)運用を続けられる『方法論』を助言することがFPの仕事と考えています。

 

これからも一期一会を大切にしてまいります!

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