アマゾンFire TV Stickで思いついた ⇒「金融オンラインプラットホーム」って可能ではないでしょうか?
2021年8月3日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
実は先々週、
長野の美濃戸高原に滞在していました。
そこで活躍したのが
「アマゾンFire TV Stick!」
こんなデバイス、↑ 見たことありますか?
このスティックを
テレビのHDMI端子に接続すると
テレビ画面で、映画やネット動画を視聴できるようになります。
と思われがちなのですが、
実はそうではありません。
「アマゾンFire TV Stick」を用いることで、
以下の映画、ドラマ、ネット動画等をすべて視聴することができます。
ホントです!
もちろん、ネットフリックスやhuluや、ディズニープラスやスポーツのDAZNなどは、別途契約→有料視聴となります。
ちょうど私が長野に滞在していた時に
映画『ブラック・ウィドウ』が公開され、
これは同時にネット配信もされたため、
ディズニープラスと契約し『ブラック・ウィドウ』を観ようと思えば観られました。
で、そのとき気づいたのです。
この「アマゾンFire TV Stick」を用いた『ホーム画面』って、
金融オンライン「プラットホーム画面」になり得るのでは・・と。
「アマゾンFire TV Stick」は
あらゆる動画コンテンツの『プラットホーム画面』を観ることを想定しています。
アマゾンは如実に希求しているわけで。
ということは?
金融サービスにおいても、
『・・すべての入り口になること・・』を
如実に目指す会社が出てくるのではないでしょうか?
ちょっと奇抜に聞こえるかもしれませんが、
上記のホーム画面が、
金融サービスの『プラットホーム画面』であると
想像してみて欲しいのです。
いいですか、テレビの「入力画面」をHDMI2に切り換えますよ。
デバイスを用いて、
・・さあ、ここからはフィクションですよ!・・
大きなホーム画面に
『楽天銀行』1年定期預金の金利が
0.14%と記されています。
全自動運用の『ウェルスナビ』のバナーも出ています。
クリックすると
一般NISAに対応しました!と宣伝しています。
『松井証券』のiDeCo(イデコ)の商品紹介のバナーに、
『三菱UFJ国際投信』のeMAXIS Neoシリーズのバナーが・・。
『アクサダイレクト生命』の収入保障保険のバナーがあり、
『みずほ銀行』は
「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」を宣伝しています。
『三井住友信託銀行』はWEB遺言信託サービスのバナーを、『ニッセイ外国株式インデックスファンド』は、ファンド保有者をゲストに招いた動画に誘っています。
『セゾン投信』の口座開設バナーや『GMOクリック証券』のFX取引や、『PayPay証券』の米国株投資のバナーも見えます。もちろん各種投資の教育コンテンツバナーもあることでしょう。
金融サービスをエンターテインメント的に紹介する「突破口」になるのではないでしょうか?
最初の「アマゾンFire TV Stick」の話に戻りますと、
実は最初のホーム画面で
「アマゾンプライムミュージック」をチョイスすることも可能であり、アプリを入れれば「ゲーム」を楽しむことも出来ます。
金融、ショッピング、デリバリー、エンターテインメントなど、
すべての有料ネット需要において、
テレビの画面が『主戦場』になる可能性があると感じています。
そして、
金融のオンラインプラットホームに参入するのは、
おそらく金融の会社以外のスタートアップ企業なのでしょう。
ちなみにこれが私が持っているアマゾンTVスティックです。
(2世代前のものですがちゃんと機能しますよ。)
カテゴリ:金融機関にモノ申す