インデックス投資全般

インド人が「汗をかかない投資」を勧めています

2021年6月3日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

2010年、インドに行ったときに
複数の証券会社を訪ねました。

下の写真は
ニューデリーの
ネット系証券会社の内部です。

 

 

(左の奥↑のほうでも、
実にたくさんの人がトレードしていました・・)

 

たとえばインドでは、

 

「オレさ、フードデリバリーの○○の株を買って、家建てたんだぜ!」という話も、ぜんぜん珍しく聞こえません。

 

かつて日本や米国や、
その他の国々で起こったように、

所得が上昇するにつれ、
インドでも株式投資を始める人が
どんどん増えています。

こういう環境下で、
「どの会社がいいのだろう?」って考えるのは、とても楽しそうです。
(今もインド株式は『成長株の宝庫』でしょうから。)

 

そんな中、
インドでインデックス投資の啓蒙を
行っているのが Ravichandさんです。

こんな人!

 

画像元:Stock and Ladder

(Ravichandさんのことはツイッター上で
偶然知りました。)

たとえば、です。

あなたが
インドの代表的な株価指数
「Sensex指数」に投資を行っていたら、
どのようなパフォーマンスになっていたのか?

Ravichandさんはこう記しています。

 

画像元:Stock and Ladder

 

まずタイトルが↑いいですね。

汗をかかない投資!(No sweat investing)

 

こちらは、
特定のピリオドで
Sensex指数に10万ルピー投資を行っていたら、
今どうなっているかを示しています。

 

結果はスゴいことに・・。

 

・30年前の投資・・元本は76倍に。
・20年前の投資・・元本は5.7倍に。
・10年前でも・・元本は5.6倍に。

 

ただのインデックス投資ですよ。

(1990年末のSensex指数は1048ポイント、
昨日6月2日時点の同指数終値は51849ポイントですから、
実に49倍になっています)

スゴいですね・・。

 

インドの株式市場が時間をかけて
力強く成長してきた様子が伺えます。

Ravichandさんのブログには
次の言葉が掲げられていました。

 

シンプルさとは究極の洗練のことである。

 

わたしも(実に)そう思います。

インデックス投資は新興国でも、
少しずつ認知され始めているのです。

カテゴリ:インデックス投資全般

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