3月26日(金)三菱UFJ国際投信の『eMAXISオンラインファンミーティング』に参加しました
2021年3月27日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
今回、eMAXISシリーズ合計純資産1兆円突破を記念して
三菱UFJ国際投信の社員さんが
手作り感満載のイベントを企画されました。
オンライン「ファン」ミーティング、です(^^)
こういう試みがあると
私たちは改めて気づかされます。
投資信託という製品の
作り手(メーカー)であるという事実を・・。
ミーティングの忠実なリポートは
『2021年3月26日開催 三菱UFJ国際投信eMAXISオンラインファンミーティング参加レポート』すっごく詳しくレポートされています!
今日は一投資家の目線で・・。
わたしは毎月、
「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」と「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」を積み立てている、eMAXISシリーズのユーザーのひとりです。
今回は一ファンド保有者として、
『面白そう。いっちょ参加してみよ!』と思えたわけです。
お気に入りのコーヒーがあるように、
お気に入りの投資信託があり、
その製品の愛用者として
「メーカーの人たちの顔が見てみたいなぁ」と思うのは当然の感情でしょう。
どんな人たちによって、
自分が使っている製品(プロダクト)は作られているのだろう?」
こんな需要者の純粋なニーズを、
資産運用業界は(これまで)真摯に汲み上げて来ませんでした・・。
銀行も
投信の運用会社も、
残念ながら大口の顧客(法人)を重視してきた歴史があります。
これをまだまだ実感していない運用会社が多いため、
逆に今回の三菱UFJ国際投信の取り組みが、
目立ってしまう現実があります。
ちょっと想像してみてください。
投資信託を作っている人たちが、
「eMAXIS」と書かれたTシャツを着ていたり、
eクマと呼ばれるキャラクターが突如登場してきたり、
画像元:プレスリリース(三菱UFJ国際投信)
会社の中のトレーディング部に潜入したり、
「ところでモニターはいくつありましたか?」というクイズが出たり、
役員会議室内で、
三菱UFJ国際投信の常務の人が
テーブルに伏せっている演技?をしてみたり・・。
自分たちの素の姿をさらけ出そうと努める、
ほんわかした空気がこちらにも伝わってきました。
第3部の『eクマの教えて!答えて!』では、
社員さん同士で
「どんなファンドに投資している?」
「休みの日は何をしている?」
また「友人に投資について聞かれたらどう答えている?」
みたいな、
普段着の質問に答える場面がありました。
(ちなみに今回eMAXISシリーズが1兆円突破したことで、特別のボーナス支給などはなかったそうですww)
第3部のやり取りの中で、
わたしにはひとつ共感できる部分がありました。
それは、
社員さんがふつうに購入している、という事実です。
これほど当たり前で、
しかし強力な
商品価値の伝播のしかたをわたしは知りません。
(夢見る父さんのこちらの記事よりますと、
三菱UFJ国際投信の社員の3分の1はeMAXIS Slimを利用しているのだそう(松田通社長のコメント))
自分たちが作っている商品を「購入したいなあ」と思い、
実際に持っているでしょうか?
銀行の人は
自分たちが販売している商品を「購入したいなあ」と思い
実際に買っているのか?
願わくば、ですが、
たとえば「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の運用報告書の中に、
「インサイダー情報」として、
決算日時点で、当該ファンド純資産残高の 0.07%相当を所有しています。
という旨の
『情報開示』をしていただきたいと思います。
(これこそ、
あなたやわたしのような一介のファンド保有者にとって、
たいへん重要な情報となるのです。)
最後に、第3部で登場していた
ファンドマネージャーのコイケさんが、
次のような主旨のことを言われていました。
「わたし自身、eMAXIS Slim全世界株式に投資をしている。自分が運用するファンドにも投資ができるので、受益者の方と同じ目線に立てるかと。」
実際の使い手(ユーザー)を意識した
作り手の『生の言葉』だと思いませんか?
次回の「ファン」ミーティングにも期待しています!
追記)今回は総合司会のヨシムラさんの表情が
とても親しみやすくて良かったと思います。
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