投資信託あれこれ

リスク資産を確実にゼロにする、これが楽天証券「投資信託・定期売却サービス」の『期間指定』(定口売却)だ!

2021年2月20日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

誰でもいつか必ず「引退」する日が来ます。

その日を境に、
ほんとうはお金を増やすモードから、
お金を使っていくモードに切り替えないといけないのですが、

今まで後生大事に増やしてきたリスク資産(投資信託)を、なんの心理的葛藤もなく、スイスイと解約できる人はそれほど多くはありません。

 


そんなあなたの強い味方が、
たとえば、
楽天証券の『投資信託・定期売却サービス』なのです。

 



画像元:楽天証券


上記サービスの中でも
地味であまり目立ちませんが、
三番目に「期間指定」(定口売却)サービスがあります。

サイト上では、

③期間指定 最終受取年月を指定


と謳っています。


しくみはとてもシンプル。

リタイア後、
無駄なく計画的にリスク資産を解約→使っていき、
最終的に資産を『ゼロ』にしたい人に向いているサービスです。

 

最終受取年月を指定し、
指定投資信託の保有口数を、
当該年月までの売却回数で
等分した口数を定期的に売却し受取ります。

受取額は変動します。



ちょっと解説しますね。

仮にあなたが65歳としましょう。

すでに楽天証券で
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を3200万円分保有しているとします。

そして自分はあと28年間、
93歳まで生きる可能性があるということで、

当該ファンドを定期売却すべく、
③期間指定 のサービスを受けるわけです。


 

 

これから28年間、毎月解約するということは?

計336回にわたって、
「解約」→「受取り」を続けるということ。
(つみたて投資の逆バージョンのイメージ。)

 

この『期間指定サービス』では、
いつでも「同じ口数」だけ解約をしてくれます。

仮に、65歳時点で
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を1600万口分保有しているとすると、

1600万口 ÷ 336回 = 約47,619口

 

そう、
あなたは毎回、
『しくみ』に47,619口ずつ、
当該ファンドを解約してもらいながら、お金を受け取っていくことになります。

これが『定口売却』です。

 

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、

あなたは、そのボリュームが常に変動する『お肉』という名のファンドを持っていると想像してください。




あなたはそのお肉を、毎回きっかり
例えば「100グラム」ずつ解約してもらうイメージなのです、定口売却って。


投資信託の価格は上がったり下がったり、
ときに暴騰したり暴落したりしますから、

 

同じ口数(47,619口)の売却でも、
ファンドの価格が上がったときは『受取金額』が増え、
ファンドの価格が下がったときは『受取金額』が減ります。


ココの部分は ↑ あなたの生活出費を
ある程度調整する必要が生じるため、

『定口売却』のデメリットと云えなくもありません。


わたしが画期的だと思うのは『期間指定』の部分です。

今65歳のあなたが、
2021年の1月からこの売却サービス(仮に28年間の期間指定)を利用し始めると、

ほんとうに28年後、
つまりは2048年の12月が、
最期の「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の売却となり、

あなたのファンド資産は「ゼロ」になるのです。

 

(まさに資源をすべて使い切るイメージ!)

 

なぜなら、1600万口(保有口数) ÷ 336回 = 約47,619口 というふうに、あらかじめ期間が決められた「定口売却」だからです。

ココ、伝わっていますか?)


これは何も特定口座だけで有効なわけではありません。
実は『つみたてNISA』においてもたいへん有効です。

なぜなら、
つみたてNISAは「制度の期間」が予め決まっているためです。

 




(制度の終わりは2061年の12月です!)


もちろん、
あなたの『人生スケジュール』のほうが主人公ですから、

つみたてNISA内で、

たとえば2050年の年末には、
保有ファンドを『すべて解約し切ろう』と、③期間指定 で期間を設定してしまえば、ほんとうにそのように継続的かつ断続的にファンドを売却してくれるわけです。



返す返す、
この③期間指定というサービスを設計した楽天証券の人に、敬意を表したいです。

これはまさに、
ファイナンシャルプランニングの「最終章」を飾るサービスなのです。

 

個別カウンセリング詳細はコチラからどうぞ。

 


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