金融機関にモノ申す

大手銀行の『インターネットコース』でもインデックスファンドは買えますよ

2021年1月27日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

欧米も日本もこの超低金利下ですから、
銀行としては預金口座だけ開いてもらっても、
収益はほとんど生まれないわけです。

お客様にクレジットカードを作ってもらい、
各種ローンを利用してもらい、保険も買ってもらって、
投資信託も何本か買ってもらい、

さまざまな「手数料収入」を積み上げていくことが
生き残る『戦略』となります。

これを「クロスセリング(Cross Selling)」と云います。


銀行という会社が、
そのような『抱き合わせ販売』を志向していることを、
私たち消費者は重々自覚しておく必要があります。

ところでわたしは仕事柄、

 

1.親御さんが娘さん、息子さんの
心配をされて運用の相談に来られるケース

2.娘さん、息子さんがご両親の
心配をされて運用の相談に来られるケース


両方に遭遇します。


銀行のクロスセリングで、
気を付けないといけないのは2.の『ご両親のケース』でしょう。

息子さん娘さんは、
親御さんの地元における
たとえば銀行や郵便局の「営業セールス」が気になって、

ご両親に対し、
「ネット証券とかに口座を開いたほうがよいのに。」と意見されたりします。

もちろん、お気持ちは重々分かるのですよ。


しかしいっぽう、
ご両親世代の
インターネット専業の金融機関に対する『アレルギー』もあるわけです。

わたくしの拙い経験でいいますと、

もう最初から、
「オンライン証券、オンライン銀行は絶対ムリです!」
というお客様もおられます。

(たとえネット経由で取引するとしても、
『店舗』を構えているか否かを重視される方はまだ多いのです)

あるいはもしかすると、
親御さんが気にされているのは
大手企業という名の『看板』なのかもしれません。


であれば、ひとつの方策として
ネット証券にこだわりすぎずに、

大手銀行の『インターネットコース』を選択して、
そこで購入手数料ゼロの「インデックスファンド」を購入してもらうのもアリだと思います。

たとえば三菱UFJ銀行の、
『インターネットバンキング専用ファンド』では、

「eMAXIS Slimシリーズ」がすべて
購入時手数料無料で購入できます。
(もちろんつみたてもOKです)

 

 

みずほ銀行では『インターネット専用投信』と題して、

iシェアーズのインデックスシリーズと
たわらノーロードシリーズの大半のファンドを揃えています。
(購入時手数料はもちろん無料)

 

また、三井住友銀行の「ネット専用ファンド」では、

三井住友DSアセットマネジメントが運用する
外国株式指数ファンド
国内株式指数ファンド(TOPIX)が購入可能。

また、6本の「SMTインデックスファンドシリーズ」も取り揃えています。
(すべて購入時手数料はゼロです)



注意点としては
最初のコンタクトの段階から、

上記銀行に対して、
「何を買うか」「どう買うか」はこちらからの『指定』であり、

「なになにのインデックスファンド」をいくら購入します。
「なになにのインデックスファンド」を月いくらずつ積み立てします。

というふうに明確に『断定系』を貫くべき、という点でしょう。←毅然とした調子で。


もちろん(向こうもビジネスですから)
抱き合わせ販売を狙って他の金融商品の話、
あるいは親御さんに一見有益そうなシニア向けの情報などを携えてくることも考えられます。

が、そんなときでも、
ニコッと笑いながら、

「なにか必要があれば、こちらから連絡しますので。」と追い返してください。
(こういうのは大抵、女性のほうがお上手だったりします(^^;


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