インデックス投資全般

ひとつのファンドで100兆円?(バンガードがたどり着いたマイルストーン)

2020年12月17日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

突然ですが『クイズ』です。

 

日本でもっとも純資産が大きなファンド(ETF含む)は?


答え)

野村アセットマネジメントが運用する
TOPIX(東証株価指数)連動型のETF(1306)です。

純資産額は14兆円になります。

(しかしながら、半分以上は
日銀さんの継続購入のおかげだと思います・・)


いっぽう海の向こうのアメリカでは、

なんと純資産額100兆円、
正確には【1兆ドル】を突破したファンドがあります。


あっ、そういえばツイッターでも呟きました(^^)




それは・・、
「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」です。

インデックス投資家界隈では、
VTIのほうが有名かもしれません。

「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」、
いわゆる全米株式ETFです。


「えっ、ちょっと待って、カンさん。

VTIって
「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」のことなの?

「いえ、それはちょっと違います。」

正確に言えば、

VTI(バンガード全米株式ETF)は、
「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」(以下「トータルストックファンド」と記述)に含まれているのです。


えっ!?



 

実はバンガード社が運用するETFは、
すべて元の「インデックスファンド」が存在しています。

VTIも、

「トータルストックファンド」の、
ひとつのクラス』として
2001年に運用を始めました。

大元の
「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」の運用開始は1992年です。


イメージでいえば、
まず最初に「トータルストックファンド」という土台があり、
―マザーファンドのイメージですねー

同じ「トータルストックファンド」の中でも、

「トータルストックファンド」Admiral Shares
「トータルストックファンド」Investor Sharesなど、

複数の『クラス』に分かれており、
(実は最低購入金額や、年間経費率が異なります)

その『クラス』のひとつとして
「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」が存在するわけです。

伝わっていますか?)


今回
Bloombergでも、
「バンガードの株式ファンド、運用資産1兆ドル突破-同種ファンドで初」
と紹介されていますが、

これは大元の
「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」の純資産額が1兆ドル(およそ104兆円)を突破したという意味。


それにしても巨大なファンドの大きさですね。
(なにしろ日本政府の2019年度一般会計総額が101兆4564億円なのです。)

当該ファンドの歴史は、
そのままインデックス投資隆盛の軌跡といえるのではないでしょうか。


ちなみにETFを除く、
日本国内で設定されているファンドの
純資産額第一位は?(10月末現在)

「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」です。
(純資産9,629億円)

あーーーあ。




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