その他・雑記

女らしさ、男らしさ?

2020年11月9日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

今日は投資とは関係のないお話です。

そもそも、ですが
あなたという人間を形作っているのは?

「もともと備わった遺伝的気質?」
それとも
「経験の中で獲得された後天的気質?」

どちらの比率が高いのでしょうか?

わたしは
変化が激しくなる世の中ほど、
「経験で獲得されるもの」の比率が高くなると考えます。


よく、女らしさ、男らしさと言われますが、
これってこの100年くらいで社会が巧妙に醸成した「プロパガンダ」なのでは?


しかし、その影響力は絶大で、
たとえばわたしなど、

『男の子なんだから・・・』
『男というものは・・・』

という社会通念に影響され、

人生の大半を昭和なアナログ男として過ごしてきたくちです(^^;)

 


社会通念』の重しは強力で、
私たちは無意識のうちに、知も肉も精神も「~であるべき」に左右されてしまうのです。

いっぽう社会の側(国家)から見ると?


女らしさ、男らしさという「通念」が広まったほうが『管理』がしやすくなるわけで、利己的に、ヒトの後天的気質に影響を与えようとする深謀が見えてきます。


ところで、The economistの動画を観ていただくと、

良い意味で、
社会が
旧来の
固定化された「男女」の観念を変えようとする試みが見て取れます。


The Economist 「The best place to be a woman?」


島国である ↑「アイスランド」では小さい頃から、
女子にも大胆さ、独立性、リスクを取るということを教えます。
そして男子にもグループ行動、共感、ケアすることを教えます。

つまり、これまでの行き過ぎたジェンダーのロール(役割)を
(=無言のうちに強要してきた女らしさ男らしさを、)

これまた社会の通念を再構築することで、
ほんらいの位置に戻そうとする試みなのです。


ほんらい社会が育むべきは
女らしさ、男らしさではなく、
「貴方らしさ」を希求できるインフラであるはず・・。

追記)

なお、あなたらしさを実現するための投資という行いでも勿論、ジェンダーなどは関係ありません。

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