いったいどんな人がインデックス投資家タイプなの?
2020年11月1日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
昔、山崎元さんが
『インデックス投資ナイト』のことを
何かの記事に書いておられていて、
「インデックス投資家の皆さんは席に殺到したりせず、
きちんと並んでゆっくり移動されていました。」
と、活写されていました。
たしかに・・。
インデックス投資家ってそういう人たちなのです。
「何事もほどほどに」
「ゆっくり慌てず。」
たとえば仕事の会議では、
自分の発言よりも、
ほかの人の「発言しそうだな・・」という空気を、ついつい読み取ってしまうような人。
エスカレーターに乗る際には、
我先に!と、列の前のほうには急がず、
「この人の後ろぐらいでいいや」と、無理せずゆっくり並ぶような人。
日常のルーチンも同じです。
たとえばわたしは、
『食べる』ということにそこまで執着がありません。
(自然に腹八分になってしまいます。)
間食も・・
1年に数回くらいでしょうか。
食事そのものも「ゆっくり」。
あるいは『眠る』という行為も、
むさぼり眠る、というタイプではありません。
早くに寝てしまうと、
必ず夜中に起きてしまいます。
(そして休みの日に限って早く目覚めてしまったり・・(-_-;)
どれを取っても「まあまあ」で「突出」しておらず、
そこそこで落ち着いてしまっています。
※それが良いかどうかは別として・・(笑)
また昔からの性格で、
起きる時間
食事の時間
仕事に集中できる『時間帯』が、だいたい同じで、
自慢ではないですが、
わたしは『徹夜』というものを
人生で一度しかしたことがありません・・。
また仕事でも、
どこか冷めている?
たまに居ますよね・・、
普段はぼーっとして「ゼロ」だけれども、
集中すると「100↑」「200↑」くらいの、
とてもレベルの高いパフォーマンスを発揮できる人って。
(天才肌?)
「50」とか「60」をコツコツ維持するタイプで、
よーし150出来たぞ!ということが、人生で存在しません(汗)
(あなたは、どうですか?)
まとめてみますと、
毎日毎日の
それぞれの行為がどれも突出しておらず、
平均して、そこそこバランスが取れていて、
あるべき時間帯に
あるべきことをしていることに「安心」を感じてしまうような性質。
ハイ、そうかもしれません。
考えてみますと『インデックス投資』って、
「1番目指すぞ!」でも、
「やった!わたしなりに突き抜けられた!」という類の行いでもありません。
日本語の分(ぶん)を知る、ではないですが、
「まあまあ」「そこそこ」を
「バランスよくこなし」
そしてその状態を「続けること」に喜びを見い出せるあなたは、立派にインデックス投資家タイプといえるでしょう。
(どうか『自信』を持ってくださいね。)
カテゴリ:インデックス投資全般