投資の発想法

投資の情報は「材料」です。あなたが「調理」する必要があります

2020年10月16日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

本日は、ちゅり男さんのブログ記事より。
現代の投資では無数に入ってくる情報をあえて絞りこむ勇気も必要

物事を理解するうえで、
「情報が少ないよりは多いほうが良い」というのは自明の理でしょう。

さまざまな主体からの情報収集があってこそ、
情報の『質』が向上するためです。

ただし、便利な情報環境にはあっても、
個人にとっては悩ましい面もあるようです。

上記記事内でちゅり男さんはこう言われます。

一個人レベルで得られる情報の量が爆発的に増加しており、
人によっては情報の取捨選択がうまくできず、
かえって判断に悩むケースも多いようです。


ハイ、たしかに・・。
相談業務でもこのことは実感します。




わたしの経験上、
未投資家の人(ほんとうのビギナー!)は、

最初カラカラに乾いたスポンジのように
さまざまな情報
をギューッと吸収します。

この瞬間こそ
もっとも『知的好奇心』が掻き立てられる時なのでしょう。


その後、時間の経過とともに
あなたは自分に合った投資の方向性を少しずつ模索するようになります。

つまり「情報の海」を泳ぎつつも、
自分にフィットする『投資のやり方』や『色合い』を見極めようとするわけです。

(あなたにも↑身に覚えがありませんか?)


この段階になるとすでに
ある特定の『情報』を無意識に引き寄せており、
そしてそれをもとに実際、投資を始めるわけです。


ちゅり男さんから貴重な助言があります。

投資を始めてしばらくのうちは、
自分の投資スタイルをより深められる情報だけに絞り込むのも一手だと思います。


わたしも同感です。

 



 

いったん投資を始めてしまえば、
「情報の摂取量」は少なくしても全然大丈夫なのです。

なにしろ、投資に関するさまざまな情報を仕入れる理由は、
あなたにとって最適の『選択』をするためなのですから。
(情報を集めること自体が「目的」ではありません。)


さまざまな書籍、ブログ、ツイッター上の情報などを『材料』としつつも、
情報に寄りかかるのではなく、

たくさんの情報(材料)を自分なりに吟味して、
それをあなた仕様に『調理』する発想が求められます。



投資をスタートさせたあとも、
以前と同じように雑多な情報を摂取し続けると、
情報との距離が短くなって、諸々の言説にいちいち影響を受けてしまうのです。

(いわゆる情報に振り回される状態。)


ちゅり男さんはこう警告します。

 

「◯◯さんのブログの手法Aは近年素晴らしいリターンなので、
私もそのまま真似してみよう」

というのは大変危険です。



はい、とってもデンジャラスでしょう。

何が危険かというと、
素晴らしいリターンの手法Aを、
自分で『選び取った』と勘違いしてしまう点です。

(実際は、自分を◯◯さんに重ねているだけなのですが・・)

 



情報に丸飲みされないようにするには、
まず、情報と『距離』を置きましょう。

努めて情報の摂取量を絞ることが重要です。

これは明らかにオトナの行為でしょう。

しかし無数の情報に囲まれる現代では
必須のスキルでもあります。


あなたの目的は投資において(長きにわたって)プラスのリターンを得ることであり、たくさんの情報収集ではありません。

最初の出会いから5年、7年と経てば、
もう当初のように「ときめく」こともありません。
四六時中「想いを寄せる」ということもありません。

あなたは静かに「それ」と繋がっているのです。

頻度は低く、でも息長く見続ける・・。
それが投資の情報との付き合い方なのでしょう。


 


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