投資の発想法

投資はたった30秒の会話で語り尽せるのです・・

2020年9月11日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

初秋の訪れが感じられたその日、
わたしは28階のレストラン街に行くために、
1階でエレベーターを待っていました。

そのとき偶然、高校時代の同級生、
五反田くんに会ったのです。

「えっ? なんで!」

「つうか、久しぶり。」



私たちは握手を交わしました。
彼も28階のレストラン街に行くと言います。

五反田くんはわたしの予想通り、
親父さんの水道工事店を継いでいました。

わたしがファイナンシャルプランナーの仕事をしていると言うと、
少し興味を持った様子で、

 

「でもさ、投資って、けっこう難しいんだろ?」

 

と聞いてきます。

―ちょうどそのときエレベーターが来ました―。


わたしはエレベーターに乗り込みながら、
「いいや、そんなことないよ」と答えます。

「大事なのは3つだけ。
まず、バランスの取れた『投資信託』という道具を選ぶこと。
それから、一度に買わずに、少しずつ買い続けること。
最後に、低コストを心がけること。」


「・・へえー、そうなんだ」

 



「ところでお前、もう結婚してるんだろ?」と聞くと、
五反田くんは少しはにかみながら、娘さんの写真を見せてくれました。

「みのりっていうんだ」
「へえー、かわいい子だな」
「あっという間に1年生だよ」

「今からみのりちゃんの結婚式が心配だな。
ぜったい大泣きするよ、お前!」
ふたりは申し合わせたように笑い出します。

―エレベーターが28階に着きました。―


わたしも彼も仕事上の会食だったため、
別々の方向に歩き出します。

「じゃあ、そのうちな」

「おう、またな」

別れ際、わたしは彼に言いました。
「投資のことだけど、
途中で止めずに、淡々と続けるだけだよ」

五反田くんは右手をあげて、応えてくれました。
投資とは実に、30秒の会話の中で語り尽せるのです・・。


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