お金の摩訶不思議

変わるワタシ、変わらないお金

2020年8月21日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

お金というのは不思議なものです。

同じ5000円札でも、
いつ、どんな人が手にするかで「印象」はまるで違ってきます。

小学校3年生のワタシにとって5000円は大金です。

手にすれば、なんと云いますか、
「何でも出来るぜ!」という万能感すら感じられるのではないでしょうか?


23歳のワタシはどうでしょう?
5000円はそれなりに大きなお金かもしれません。

(が、みんなで騒いで飲んでいれば、
一瞬でなくなるお金でもあります。)

 


 

では、52歳のワタシは?

5000円の価値の多層性を
ようやく感じられるようになっている?

振り返ってみればわたし自身、
お金に対する【基本姿勢】がずいぶん変わってきました。


10代の頃のわたしは、
郵便貯金が大好きでした。

神戸の下町の商店街の中に、
「水笠郵便局」という郵便局があって、

祖母からお小遣いをもらうと、
わたしは貯金通帳を手に水笠郵便局にダッシュしたものです。





預金すると、
通帳に100円とか500円の数字が「印字」されますね。

その数字を見て、
少しずつ大きくなっていく残高を確認すると、
お腹が満たされるような感覚になったのをよく覚えています・・。


変わって20代・・。
わたしは不動産の仕事(売買仲介)をしていました。

この仕事にとって大事なことは?
そう、『契約』を取ること。

まさに「ゼロ」か「100」の世界で、
運よく契約が成立すると、
当時歩合給だったわたしはけっこうな報酬を手にしました。


しかし、20代の若造にぽーんと大きなお金が入ると
ロクなことがありません。

(当時の社長の影響もあり)
スナック通いが始まりました。

きれいなお姉さんを目の前にして「ボトルキープ」をするのです。






お酒を飲んで、
歌を歌って、タバコを吸って。

(連日通うと当然のようにお金は足りなくなるので、)
お店で「ツケ払い」を覚えます。


不動産の仕事では
契約がゼロの月が続くとさすがに落ち込みます。

月末が近づくと精神的に追い詰められ、
イライラしたものでした。

気持ちがふさぐと?

(結局)また飲みに行くことに・・(-_-;)

今から思えば、
スナックのツケを払うために毎月毎月
「契約」を追いかけていたようなものです。


あるいは、クルマもフルローンで買ったりしていました。

たしか、オリコのオートローンで
金利は10%を超えていたのでは?
(いったいいくらの利息を払ったのでしょう?)


収入は不安定。
生活は不規則。
お金は刹那的に使いたくなる。

どこか「宵越しの銭は持たねえ・・」的に、
粋がって生きていたのですね。

「ちゃんとお金を残しておこう。」という10代の頃の自分は、
きれいさっぱり消えていたのです。



そして30代・・。
たまたまFP(ファイナンシャルプランナー)の勉強を始めることになったわたしですが、
まったく知らなかった資産運用というものに取り組むことに。

お金を貯めるのではなく、
お金を増やすという行いはとても新鮮に映りました。

 


 

投資と出会うなかで、
少しずつ物事の捉え方が変わり、

今刹那に、何かを求めるのではなく、
「自分が求めるものを手にするためには、
今、何をしないといけないのか?」と考えるようになりました。

 

未来に向けた『時間軸』を
持てるようになったのです。

 

決して大げさではなく、
わたしは投資と出会って、
モノの見方が変わったのだと思います。

これから先、60歳になり、また70代になって、
ワタシ自身はまだまだ変わるかもしれませんが、

お金のほうは相変わらず、
「無色」で「無表情」なヤツのままなのでしょう・・。


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