経済よもやま話

コロナ下の思考法。~変化の大きさを「計り直す」ということ。~

2020年7月29日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

 

変化とは、一刻一刻のズレの積み重ねです。


5月下旬
新型コロナウイルスがもたらす変化は
それなりに大きいと認識されていました。

ただ、山頂付近で「今がズレの頂点だ。」と認識されれば、
やがて山裾のほうでも「正常化」が始めるはずでした。

(ちょうど緊急事態宣言が解除された頃です。)


ところが6月下旬になっても、
一刻一刻のズレは続いていました。

これは山頂から見た場合、
山裾での変化が(タイムラグをおいて)
より大きくなっていくことに他なりません。←悪い方向に。


 

 

この時点で私たちは、
新型コロナウイルスが与える影響の大きさを
バージョンアップし「計り直す」必要に迫られたのです。


具体的には?

6ヶ月後のちょうどクリスマスの頃にはコロナが一掃され、
世界は正常に戻るという淡い期待を捨てるという「修正」です。


そして7月下旬、今です。
一刻一刻のズレの積み重ねは続いています。

今、山頂から未来を見渡すと
6ヶ月後(2021年1月)の「変化の大きさ」は
(私たちが5月下旬に)想像していたより大きくなっています。

またバージョンアップ(計り直す)を迫られているわけです。


この「計り直し」の結果として、
経済指標の「数字」に変化が表れます。
また、マーケット指標としての「株価」が修正されるのも目に見えています。


もちろんポジティブサプライズとして、
8月下旬に驚くような、
一刻一刻のズレの『収縮』が起こる可能性はあります。

そのときはまた、
6ヶ月後の変化の大きさを「計り直す」わけです。←良い方向に。


今、ひとつだけ言えること。
それは2021年の世界のあり様を正確に予測できている人は、いない。
ということ。

 

なぜなら(今般の状況下)未来は容易に修正されてしまうためです。

 

仮に今年の12月下旬時点で、
一刻一刻のズレの大きさが変わらず続いていれば、

6ヶ月後(2021年6月)の世界を、
私たちはまた悪い方向に「計り直す」必要に迫られます。

 




最悪に備え、ベストを尽くす。

そして(良い方向にも、悪い方向にも)
ズレの大きさを「計り直す」ことを躊躇しない。
それが、非常時の身のこなし方です。

(そして)どんなことがあっても、決して決してつみたては止めないように・・。

 


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