投資の発想法

投資の第一章は WhatではなくHowですよ

2020年7月23日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

東京には計12年間住みました。
もっとも驚いたのはその変化の早さです。

飲食店が分かりやすいと思います。
たとえば、ある繁華街に新しいお店が出来たとしましょう。

(しかし商売が上手くいかず)
撤退してしまうスピードが、
驚くほど早いのです。

(4ヵ月、5ヵ月くらい?)


いっときスペイン風バルが流行りました。
(その手の店が急に増えましたね)

同じく串カツの店が流行ればその手の店が増え、
この3、4年は
「熟成肉×ワイン」系が大いに増えたように思います。

 



極論でいえば、
繁華街に軒を連ねるお店は【2種類】に分類されます。

 

1.たまに、あるいはしばしば店が入れ替わる。
2.長年ずっと同じ店が営業している。


では、です。

飲食業とは、

【どんなお店を出せば儲かるのか?】
= What で語れるものなのでしょうか?

あなたはどう思われますか?)


わたしは、
飲食業は「何をやれば儲かるか?」ではなく、

【お店をどのように運営すれば儲かるのか?】
= How が
もっとも重要な要素だと思います。


(実は)これって『投資』も同じです。

初心者の人ほど、
どんなモノを買えば儲かりますか?】的な質問に終始します。

これって「What」ですね。

ところで、
『どんなモノを買えば儲かりますか?』という質問は
ほぼ、
『どんなモノが今から上がりますか?』と同じ質問になります。

 




すなわち、

・誰か詳しい人に聞けば、
・市場(マーケット)の近未来が
読み当てられると思い込まれているわけで・・。


楽観的というか、
安直すぎると思いませんか?


ほんとうは、
『どんなモノを買えば儲かりますか?』ではなく、
『投資をどのように行えば儲かるのか?』= Howという視点を持つべきなのです。


『投資をどのように行えばよいか?』の発想では、

・誰か詳しい人に問うても、
・市場(マーケット)の近未来は読み当てられないだろう・・
という現実的な認識があるはず。


だとしたら、
(月並みですが、)
LDL】の考え方がコア部分として外せなくなります。

●長期(Long)
●分散(Diversified)
●低コスト(Low cost)で「LDL」です(^^)

 


 

長期』は一見、
お題目のように聞こえるかもしれません。

が、
〇 たまたま個人の投資家には
本業(仕事)が別にあり、

投資の成果(=資金需要)は
「リタイア後」に起こればよいため、

その『タイムラグ(時間)』をうまく活用して、
ゆったり長い目で投資を行ったほうが合理的ですよね、

 

という考え方なのです。

(短期のアップダウンの中で、
何度も何度も勝負しようとするのはまず仕事量としてタイヘンですし。)


『分散』も、

〇 ひとつのモノに集中するとリスクが偏るため、
オトナの思考で投資対象をブレンドさせようよという発想。


『低コスト』にこだわるのは?
 
〇 金融商品からもたらされるリターンのうち、
金融機関側ではなく、
個人投資家側の「取り分」を極力増やすためです。

これらすべて、
【投資をどのように捉えるのか?】というHow の部分です。


最近は世の中がとても忙しくなってきて、
投資に限らずどんな分野でも、
「How」ではなく、手っ取り早い「What」を求めがちになっています。

しかし(急がば回れで)
【どのように?】というHow を積み上げることで、
結果として【何を選べばよいか?】というWhat が見えてくるのです。

 

かく云うわたしも、

~長く無理なく投資を続けるためには、一体どうすればいいのだろう?~
という How を考え抜いた結果、
『インデックス投資』(What)に辿り着いただけです。


カテゴリ:投資の発想法

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