インデックス投資全般

インデックス投資家は仲良しになりやすい?

2020年7月16日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

突然ですが、あなたの周りには
あなたと同じように投資を行っている人っていますか?

・・いる?

・・(やっぱり)いない?

まあ、
それも仕方がないことでしょう。


たとえ身近に「居た」としても、
日本では運用していることをあまり口外しないため、

なんと云いますか、
私たちは独り黙々と投資を行うことになってしまいます。

今目の前に、
自分と同じような投資家が5人同じテーブルに居て、

「やあ、こんにちは。」と
挨拶される状態には慣れていないわけです。


あれ・・?
でも、ですよ、

もし自分と同じような考えを持った投資家が10人、
○○飯店で一緒に飲茶を食べていたら、

みんなみんな【ライバル】になってしまったりしませんか?

 



 

〇 たとえば、
FX(外国為替証拠金取引)をしている人は、

投資家同士で
自分の直近のポジションについて語り合ったりするのでしょうか?

 

〇 個別株をやっている人は、
これから買おうとする銘柄を
投資家仲間に教えたりする・・?

 

〇 また、不動産投資では
インナーサークル(仲間内の情報交換)が盛んですが、
どこまで『情報交換』って行っているのでしょう?

 


不動産投資にとって
物件情報(場所と価格)』は命(いのち)であるはず。

それを、
本当にほかの不動産投資仲間に教えたりするのでしょうか?

やっぱり・・
本音はみんな腹の探り合い?

(実は)投資界隈という大きな平野から見ると、
「インデックス投資家」という空間は異色のようです。


以前、虫とり小僧さんが
こんな記事を書いておられました。

インデックス投資ブロガー同士は、なぜ仲良しなのか?
…プロブロガーやアフィリエイターとの違い


 


上記記事は、
インデックス投資ブロガーという囲い込みですが、
『インデックス投資家』と置き換えても差し支えないと思います。

「インデックス投資ブロガー同士は、どうして仲良しなの?」
という問いに対して、

虫とり小僧さんは以下のように答えておられます。

・テーマとしているインデックス投資そのものの
パフォーマンスはみんな大体同じくらいになり、
競争するようなものではないこと

(中略)

・そもそもインデックス投資を
選択する人の多くは、

投資なんかよりも仕事やプライベートに
重きを置いているため、

投資に関して肩の力が抜けており、
多様な話題に展開して話が盛り上がりやすい


上記、↑核心を突いた分析だと思いませんか?


わたしは日頃、カウンセリング業務の中で
株式を何割、債券を何割といった
「ポートフォリオ」についてこと細かくお話ししたりします。

が、よく考えてみますと、

インデックス投資家として
『同じ船』に乗り合わせていれば、
「航路」は同じであるわけです。

したがって、
投資成果にそんなに大きな違いが生じるわけではありません。

(※ 株式100%のインデックス投資と債券100%のインデックス投資というような極端な比較は除きますよ)

 

インデックス投資家は、
市場全体という「舞台」に立ち、
市場そのものの「成長性」にお金を投じている、

そういう意味ではみな同じなのです。

 


しかも広範な分散を実践していれば、
具体的に『何を選んでいるか』で争う必要もありません。

分かりやすく言えば、
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドか、
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)かいずれを選んでも、

「10年、15年後の
パフォーマンスはそんなに変わらないよね!」ということ。

 


さらに、です。

「インデックス」×「つみたて投資」を実施していれば、
投資時期を極限まで分散させているわけで、

投資家仲間10人が同じテーブルにいて、
たった一人だけ来月に
投資の成果(パフォーマンス)に決定的な違いが訪れる!

というようなことも起こりえないわけです。


そして虫とり小僧さんが言われる通り、

インデックス投資家はそもそも、
仕事や家族、プライベートを重視するために、

手間ひまがかからない
インデックス投資」を選んでいるわけですから、

投資に対し(良い意味で)
「落ち着いた、冷めた視点」を保ちやすいのだと思います。

みんな穏やかに
飲茶を食べながら仲良くなりやすいのです(笑)

投資は目的ではなく、手段に過ぎませんからね。


カテゴリ:インデックス投資全般

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