インデックス投資全般

金(ゴールド)のインデックス・ファンドについて

2020年7月8日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

皆さんご承知のとおり、今、金(ゴールド)が熱いです。
ゴールドが世界中で注目を浴びるということは?

世の中がそれだけ不安を抱えている証拠です・・。

「ゴールドを持っておいたほうが良いのでしょうか?」と
カウンセリング内でもしばしば質問を受けます。


この、
「ゴールドは持っておいたほうが良いのでしょうか?」という問いは、
カンさん。この先、世の中は不安定になるのでしょうか?

という質問と同じです。

なぜなら、金(ゴールド)とは
世の中がうまく行かなくなったときの『保険』だからです。

 


日本でもっとも信頼できる金(ゴールド)の専門家、
豊島逸夫さんも同じ主旨のことをおっしゃっています。

『豊島逸夫の手帖』
こちらの記事から引用させていただきます。

資産運用で金は常に脇役。
投資というより保険に近い。

主役は配当を生む株式です。
その株価の調子が悪い時に金が脇役で支えることが本筋です。
本末転倒しないように。

金が上がっているから、資産の多くを金につぎ込むのでは、単に投機になってしまいます。


的確な↑お言葉ですね。

豊島さんは大局を見失わず、
専門(ゴールド)を縦横に語れる稀有なお方だと思います。


主役ではなく脇役なのですから、
直近の値動きにつられて
「あれよあれよ」と金を買い進めるのは利口ではありません。

まずは『全体』(リスク資産すべて)があるべき。

そして、
『部分』としての金(ゴールド)を、
当てはめたければ・当てはめてあげるということ。

 



 

あっ、念のため、

わたし個人は世の中の行く末に対して『楽観』しているので、
金(ゴールド)を持つつもりはありません。

 


しかし、金を少し持っておきたいなと考える人にとっては
トータル資産の中で5~10%程度で十分だと思います。

なぜなら(繰り返しになりますが、)
世の中が『うまく行かなくなること』に対する保険ですから。

(たとえば月5万円を積み立てているなら、
金(ゴールド)へのつみたては2500円~5000円程度まで。)

では具体的な方法論ですが、
わたしは金のETFを内包する
「インデックス・ファンド」でよいと思います。

候補は以下2本です。

〇 i シェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)
(当ファンドはiShares ゴールド・トラストというETFを内包します)

〇 SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)
(こちらのファンドは、
SPDRゴールド・シェアとiShares ゴールド・トラストを内包します)

どうして投資信託というカタチなのでしょう?


ポートフォリオ(資産の集合体)として管理していく場合、
その他の運用商品と同じタイプのほうが
マネジメントしやすいためです。

具体的には、

〇 毎月のつみたてが自動でしやすい

〇 積み上がった資産ベースでも、
同じ投資信託同士だと「リ・バランス」がしやすい

 

また私見ですが、
金(ゴールド)の値動きの荒さを
過小評価するべきではありません。

金の価格変動のブレ幅(リスクの大きさ)は
株式と同等と考えておくべきです。




画像元:YUTAの米国株投資ブログ


人と不安の付き合いは長いですから、
極端な状況に備えて(少しでも)『安心』を買っておきたい。
そういうお気持ちも分かります。

ただ、金(ゴールド)は『保険』ですから、
値上がり益で儲けようとするのは本末転倒ですよ。


カテゴリ:インデックス投資全般

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