駅のホームにインデックス・ファンドの広告が!
2020年6月18日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
まさか❗️と思いました。
先日、東京メトロ有楽町駅で偶然、
インデックス・ファンドの広告を見かけたのです。
私事ですが、
まるで夢でも見ているようでした。
もともとインデックス・ファンドは
マスの広告に挙がってくるような商品ではなく、
ちょっとマニアックな人が興味を持つ、
十分マニアックなツールだったのです。
運用会社も販売会社も長年
多数派(メジャー)という場所から、
「ああ、インデックス・ファンドね。
まあそれも数ある投資信託の、末席に加えてあげていいよ。
選択肢があるのは悪いことじゃないし」的に、
余裕綽々と
インデックス・ファンドを見下ろしていたのでした。
この数十年、
予め期限が決まったファンド、
株式売買部の受け皿にされてきたファンド、
あるいは毎月分配型ファンドや、
旬を売り物とするテーマ型ファンドなど、
顧客にいい夢を見せて、言葉は悪いですが
その演出料で法外な報酬を得ているような投資信託を売って持たせ、
また解約させ、また売って、というあこぎな商売をしてきたのです、
投資信託の業界って。
それが、です。
低コストで運用期限がない、
市場の平均点を取るというシンプルな商品が(その広告が)
駅のホームで見られるなんて、
個人的には夢でも見ているような気になってしまいました。
(感無量?)
物事は少しずつ良いほうに変わり得るのです。
わたしの拙い20年の実感です。
カテゴリ:インデックス投資全般