6月2日の「ひと言」
2020年6月2日
イギリスの貿易商で投資家でもあった
ジョージ・スティーブンス(1841~1917)は晩年、次のような言葉を残しています。
「投資のお陰で、
わたしは自分の資産を増やすことができた。
しかしこんなに大きな利益を実現して、果たして大丈夫だろうか?
わたしのあとに投資を始める人は、
ほんとうに儲けることが出来るのだろうか・・」
私たちは知っています、
スティーブンスさんの心配が杞憂に終わったことを。
さて、この慌しい2020年を生きるあなたはどうですか。
人は到達するべきところに達してしまい、
ウイルスとの戦いに疲れ、あとは内省の日々を送るのみで
(したがって)今から株式投資を行ってももはや報われないと思いますか?
いいえ、
そんなことはありません。
どの時代も『悲観』という名のスーツは柔らかく、人を魅了しますが、私たちの先人は次々と『悲観』というスーツを脱ぎ捨ててきたのです。
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