バランスファンド

セゾン・バンガードって今回の暴落でどのくらい下がったの?(バランスファンドの意外なしぶとさ)

2020年4月15日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
その名の通り「バランスファンド」です。

通常のマーケット状況では
「ちょっと地味で・・」
「そんなにすごく儲かるわけじゃないんでしょ?」

という言い方をされることもしばしばです。

では、今回のコロナショックによる暴落では
セゾン・バンガードはどの程度下がったのでしょう?

 



※ ご注意)
マーケットは依然、きわめて不透明な状況です。
以下はあくまで『これまでの下落』の中で算出した数字であることを
ご承知おきください。

 

〇 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの基準価格は、

 

16,232円(2月21日)から、
13,437円(3月25日)まで下がっています。

1ヵ月強で
下落率は・・「マイナス17.3%」です。

公平を期すために、以下日付を揃えることにします。

 

〇 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の基準価格は?



11,983円(2月21日)から
9,630円 (3月25日)で、

「マイナス19.7%」になっています。

 

〇 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの基準価格は?


18,612円(2月21日)から
13,213円(3月25日)で

「マイナス29.1%」です。


要するに?

要するに、
バランスファンドの効用って、

地震が起きたときに食べる非常食のようなもので
「非常時にならないと・なかなか分からないものなのです。」

 


今回は暴落が起こっても
極端な円高にはならず、
為替はおおむね「フラット」でしたので、

セゾン・バンガード、Slim バランスとも、
【債券】を組入れていることが
下落のショックを和らげる役割を果たしていることが分かります。

(今日は触れていませんが、
世界経済インデックスファンドや、
楽天インデックスバランスファンドのケースも同じですよ。)


もちろん、
【債券インデックス】そのものの期待リターンは下がっています。
(なにしろアメリカの長期金利が1%を切っている状況ですから)

しかし、
自身の投資対象として
(自動的に)債券が一定割合組み入れられ、

市場に大きなショックが起こった場合に、
その振れ幅(下落幅)が抑制される効果は
あなたが思う以上に、大きなものなのです。

 

少なくとも、2019年まで
投資対象 = 株式インデックスファンドで良くない?
と言われていた「楽観論」には、

大いにくぎを刺したはずです。


今、私たちはまさに
「生」の教科書を読む感覚で、

「そうか。リスクを抑えるのがバランスファンドの特徴なんだ」
再確認する機会を得ているわけです。



それともうひとつ。

〇 バランスファンドは
自動的に「リ・バランス」をしてくれるというメリットを
再確認してみませんか?


セゾン・バンガードでいえば、
2月末から、3月第1週~3週にかけて、

(もし運用会社が何もしなければ)
株式の暴落によって、
ほんらい「株50:債券50」である基本比率が大きく崩れることになったわけで・・。

たとえば「株35:債券65」とか。


実際、セゾン投信(運用会社)が先月、
日々何をしていたかといえば、
毎日流入してくる『資金』の多くを株式に充て、

「日々値段が下がり続ける株式を、多めに買い続けていた」
ことになります。


セゾン・バンガードを保有するあなたは、
マーケットで暴落が起ころうと、
暴騰が起ころうと、

いつでも自分の配分は、
=取っているリスクの大きさは、
「株式50:債券50」で同じなんだと思ってよいわけなのです。

この「自動リ・バランス」の効用はとても大きなものです。


さらにもうひとつ。

セゾン・バンガードの場合、
過去の急落、暴落の場面でも同じことが起きているのですが、

マーケットが急落・暴落し、
ファンド価格がどんどん下がっていっても、
なぜか、ファンドを売って出て行く人が少ないのです。


ファンド価格が大きく下がっても、
恒常的に資金の流入が続き、

つまりは、
当ファンドの保有者は変わらずファンドを買い続け、
何ら慌てることなく、

「純資金の流入」が続いて、
ゆっくりゆっくり純資産残高が増えています。

以下の図のように。




画像元:モーニングスター

こんな投資信託、そんなにありません。

つまり、
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを選んだ人は、

暴落が起こって、
そのファンドから「売り」が殺到して、
純資産額が大きく減ってしまったら、効率的な運用が出来なくなるよ!

という類の心配を、
しなくてよいわけです。

これは↑数字には表れにくい大きな『メリット』です。


結局のところ、
「純資金流入」(上を向いた棒グラフ)の積み重ねが、
ファンドの大きさ(純資産額)の増加につながるわけで。

そして、純資産額が恒常的に伸びていけば?
ファンドの『存続可能性』がきわめて高くなっていきます・・。


仮にあなたが運用のビギナーで、
自分自身の投資行動にイマイチ「自信」がない・・

たとえば、
突然のショック的に株価が急落、暴落とかすると、
怖くなって投資信託を売ってしまうのではないか、

という『不安』をお持ちなら、
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのような投資信託を選ばれることをお勧めします。


なぜなら、
あなたの仲間(ほかのファンド保有者たち)が
温かい空気に乗せて、

「大丈夫ですよ」という無言のメッセージを送っているからです。

そのメッセージの中身は?

変わらず続く「資金流入」です。


追記)申し忘れましたが、

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用管理費用は
若干ですが引き下げられ、
今、年0.57% ± 0.02%となっています。


カテゴリ:バランスファンド

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