投資家の感情リスク

ゴールキーパーなのに、動かないの?(はい、動きません!)

2020年4月12日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。 

サッカーの試合を観ていると、
時々「ペナルティーキック」の場面になります。

キックする人とゴールキーパーが
『一対一』で向き合っている・・、

 




はい、これです。

お互いの距離は想像以上に短く、
キッカーとゴールキーパーの間は、
12ヤード(約10.97メートル)しか離れていないそう。

そして、
およそ8割の『ペナルティーキック』は成功します。
(でも、2割は失敗するのですね・・)


あなたは今、
ゴールキーパーです・・。

このペナルティーキックを防ぐには、
キッカーがボールを蹴る前から、

「右に蹴るのか、左に蹴るのか?」
おおよそ見当をつけないといけません。

そして、右か左に思い切って体を移動させるのです。
(何しろ10.97メートルしか離れていないわけで・・)

はい。
今の文章は正しく聞こえていますか?




実は、ここに別のファクト(事実)があります。

 

ペナルティーキックの3割近くは、
ゴールの真ん中あたりに向けて蹴られるのだそう。


(そうなんですね!)


これって、
そこそこ高い確率だと思いませんか?

そう考えると、
ゴールキーパーは、

右、左に動くことはもちろん、
真ん中に居ることも考慮に入れないといけません。

(本当は)ゴールキーパーは
真ん中に居ることも考えないといけないのに、
実際は「9割以上」右か左に動いてしまうそうです。

※ 3割近くのキックは
ゴールの真ん中あたりに蹴られているにも関わらず・・。

 

「どうして真ん中に居続けることが
難しいのでしょう?」


あなたはどう思いますか?

(だんだん投資の話に近づいていますよ(^^;)


キーパーが真ん中に立ったままでは、
おバカさんに見えてしまうから?

「おい、カンくん、ぜんぜん仕事してないだろ?」と思われてしまう感じ?

キーパーには動くことが『仕事』という、
強い意識があります。

私たち投資家も、
そのような『観念』に縛られているのでは?

 


たとえば今年の7月、8月頃になって
南半球が厳しい寒さに見舞われ、
仮に新型コロナウイルスの拡散が『第二幕』を開けてしまったら。

同じく
新型コロナウイルスの拡大によって
先進国が際限のない金融、財政出動を表明していますが、

その結果、悪性の『インフレ』が誘発されてしまったら・・。

そのように考えれば考えるほど、
多くの投資家は動きたくなってしまうのです。

 



 

世界が、社会のあり様が
音を立てて大きく様変わりしようとしているのに、

何もせずマーケットの中にただ居続けることが、
投資家として
(やるべきことがあるのに)
何もしていないように思われる?と、

あなたは気にしてしまったことがありませんか?

 


投資家として正しい行動とは、
「何かやってるよね」と思われることではありません。

投資家として正しい行動とは、
中長期で見た市場全体のリターンを隈なく取り込むことです。

投資の現場では、
「動くことよりも、動かないでいることのほうが」何倍も難しいのです。

 

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