100年ライフプラン

拓馬さん、コロナショックはお手元の800万円の好機(チャンス)かもしれません

2020年3月23日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

ほんのちょっとだけ
コロナショックのことは脇に置いておいてください。

今日は当クリニックの『相談事例』から拾ってみましょう。
(あくまで仮の例ですよ。)

 

当クリニックの典型的なお客様像
「拓馬さん」(仮名)です。

40代、会社員。

 




 

今まで貯蓄型の家計で
それなりに預金を積み上げてきました。
今、1600万円の預貯金があります。

拓馬さんは毎月の収支から
つみたて投資(月5万円)も始めていて、
その中にイデコ(iDeCo)も含まれます。


しかし、
つみたて投資は始めてまだ5年弱なので、
投資信託の資産残高は・・220万円程度。

 

実は拓馬さんこそ、
当クリニックのお客様の『典型例』です。

そして、
「日本人のお金のカタチ」の『縮図』なのだと思います。


どんな『縮図』かというと?

 

貯蓄型家計から
投資も踏まえた家計へと移行しようとする途上にいる日本人。


伝わっていますか?)

 

 




わたしはこの仕事(相談業務)を通じて、
20年にわたって
日本人のお金のカタチを見続けてきました。

今回のコロナショックは
日本人のお金の型(かた)を、

貯蓄ハーフ・投資ハーフ】に移行させる絶好のチャンスと捉えています。

 


ただし、
コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)を
過小評価すべきではありません。



ヒト、モノの動きがロックダウンされる中、
今後引き起こされる経済への影響は
(少し時間差を伴って)
世界中に波及していくことでしょう。

今後、さらなる株価の下落が起こるかもしれません。


しかし、
あなたやわたしが過ごす
「つみたて投資生活」(全期間)から見れば、

マーケットの暴落もバブルな市場も、
所詮投資という長いプロセスの「一端」に過ぎません。

 

 




先ほど、
拓馬さんの預貯金が
1600万円程度あると述べました。

ここから半分(50%)程度、
約800万円をリスク資産に回すことは(実は)至難の技です。


ときを1年前に戻してみましょう。



2019年の3月、
アメリカ市場をはじめ
株式のマーケットは好調でした。

このような地合いで
800万円のお金を入れていくには
心理的な抵抗が伴います。


たまたま今、
コロナショックで株価が大きく下がっており、

拓馬さん自身が
「リスク資産の割合」を高める必要性を感じているなら、

 

かつ、拓馬さん自身の「リスク許容度」が高く、

低迷相場にももちこたえられる胆力があるなら、
まさに Now is 好機(チャンス)だと思います。

このような時だからこそ、
あるべき「お金のカタチ」の構築がしやすくなるのではないでしょうか。

 

 


 

 

もちろん「やり方」として
当クリニックは『拡大つみたて』をお勧めします。

 

たとえば
800万円のストックを、
わざと「つみたて」にして、

40万円 × 20ケ月
約26.6万円 × 30カ月
20万円 × 40カ月  のように、

一定期間内で、投資実行をするわけです。

 


40代の拓馬さんが今、
ご資産の中で
預金と投資の割合を『ハーフ・ハーフ』に移行できれば、

 

資産形成の方程式
投資元本 × 利回り × 投資期間』において、


元本を大きく積み上げ、
かつ、その積み増された元本で、
長い投資期間を航海することが可能になります。


ここで重要なのは、

市場の暴落が起こった!
(だから)もうとにかく投資資金を積み増そうよ!
という刹那的な姿勢ではないということ。

資産形成の主人公は
あくまで『あなた自身』であり、

あなたはただ、市場のシュリンクの状況をうまく『利用する』だけなのです。

 



拓馬さんの例でいえば、
市場のシュリンク状況を利用して、
預金と投資の割合を『ハーフ・ハーフ』にもっていく。

そのために
必要な金額ベースだけ
『拡大つみたて』を粛々と行う。

以上です。

 


 

万一『拡大つみたて』が終了したのちも、
株価下落が続いていたとしましょう。

それでも長い目で見れば、
相対的に「安い価格」で追加の投資が出来たことに変わりはありません。

左側でピンチに見える状況も
右側のあなたにとってはチャンスになり得るのです。

 

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