売らない、止めない、落ち込まない!
2020年3月10日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
3月9日(現地)の米国株式市場の下落は
おそらく歴史に残る1日となるのでは・・?
今、あなたにすぐ出来ることは、
SNSの情報を見ないということ。
ヒトという生き物は
直近の出来事にいちばん「影響」を受けてしまいます。
ダウ平均の下落幅、
マイナス2,013ドルという数字にくぎ付けになり、
ついつい感情的に「動いてしまいたく」なるもの・・。
そして、
「でも、直近の高値(29,000ドル)からの下落幅は
まだ18%くらいだよ・・」
という客観認識がどんどん希薄になってしまうのです。
あなたやわたしがいくら深刻に構えてみても、
マーケットのヒステリックな動きが止むわけではありません。
物理的に、
気持ち的にも、
株式市場からできるだけ離れること。
今、起こっているマーケットの激震は
(もしかすると)あなたにとっては初めてかもしれませんが、
市場自体は
これまで何十回、何百回とこなしてきたものです。
くり返しになりますが、
まだまだ当クリニックが定義する『暴落』ではありません。
今はまさに、
新型コロナウイルスの蔓延
⇒ マーケットの動揺による恐怖と群集心理的な人々の行動が、
株式市場を過剰に押し下げようとしている『最中』です。
冷めた目で見れば、
ここから、マーケットが貴重な『収益の機会』を
私たち(個人投資家)に提供してくれるわけです。
千載一遇のチャンス到来はまだまだ「ここから」です。
ですのでくれぐれも、
感情的に投資信託を売ってしまわないように。
ここで休止するのは「もったいない」です。
そのまま積み立てを続けましょう。
ツイッターにも書きましたが、
以下、お肉(つみたて投資)のお話です。
1月470円になり、
2月に440円になり、
3月は400円になって、
保管場所にも困らないし、
長期保存しておくと価格が上がる可能性が大いにあって、
もし4月に320円になったら・・、
<あなたはどうですか?>
同じ品質のお肉を安く買えたら喜ぶはずですから、
中身がまったく同じ銘柄の
インデックスファンドがより安く買えることを、
ぜんぜん悲しむ必要はないわけです。
むしろ?
むしろ、目立たないようにこっそり微笑んで
喜んでよいのですよ・・(ホントです!)
メディアの表舞台には登場しませんが、
今、世界中で名もないたくさんの【つみたて投資家】が目立たぬようこっそり微笑んでいるはずです。
それが『つみたて投資の本質』です。
時間はたっぷりあります。
マーケット情報の収集より以下の書籍が5倍くらいお勧めです。
お知らせ)
3月のカウンセリングは
『ポートフォリオ点検!強化月間』
今回のコロナショックは
あなたのリスク許容度をチェックし、
シンプルで継続しやすい運用ポリシーを作り直す絶好の機会となります。
(スカイプでの面談も歓迎!)