ポートフォリオ運用

コロナショックで活きてくる楽天証券の定率売却サービス

2020年3月9日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。 

すでにリタイアされて、
預金、投資信託などの取り崩しを始めようとしている貴方。

株式市場がこんな状態のため、
保有されている投資信託を一部「売却」するなんて、
ちょっと気が引けますね。

だとしたら、
預金からのみ『引き出し』を続けますか?
来月も? (もしかすると)来年も・・?

 

 



 

お気持ちは重々分かるのですが、
上記のような取り崩しを続けていると、

トータル資産の中に占める
投資信託(リスク資産)の割合がどんどん大きくなってしまいます。

 

あなたがつみたて投資を通じて、
ファンドの値段が高いときも安いときも
変わらず「つみたて」を続けたように、

投資信託の規則的な「取り崩し」においては、
ファンドの値段が高いときも安いときも、粛々と『取り崩し』を続けてよいのです。

 

といいますか、
続けるべきです。



なぜなら、
最終的に『使う』ために、
ここまで資産運用を続けてこられたわけですから。


とは言え、
毎月『定額』でファンドの自動売却をしていくと、

投資信託の価格が急落しているときなど、
(同じ金額ベースの解約でも)

取り崩す『口数』が多くなり、
ファンド資産の毀損率が上がってしまうことになります。


そこでお勧めしたいのが、
楽天証券の投資信託・定率売却サービスです。

 






こちらのページから引用してみましょう。

 

定率指定

0.1%以上0.1%単位で設定いただけます。

毎月売却日における設定銘柄の保有口数のうち、
お客様があらかじめ設定した割合に相当する口数を
定期的に売却しお受取りいただけます。

そのため、毎月の売却口数、受取金額は異なります。

 


【定率指定】の何がいいかというと、

 

ファンドの価格が上昇 ⇒ ファンド資産が増える
⇒ 同じ率の解約 ⇒ 取り崩し金額増える

ファンドの価格が下落 ⇒ ファンド資産が減る
⇒ 同じ率の解約 ⇒ 取り崩し金額減る

 

というふうに、
自動調整作用が働く点です。



結果、大きく元本を毀損せずに、
長く取り崩せる可能性が高まるわけです。

これはあくまで一案ですが、
インデックスファンドでまとまった資産をお持ちの方は、
楽天証券に投資信託を口座移管(口座振替)するのもひとつの選択肢だと思います。

それほど、
投資信託の「定率売却サービス」を利用できる利便性は高いのです。

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