投資家の感情リスク

イメージ(期待)と現実のすり合わせを継続的に行うこと・・それが投資です

2020年3月8日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。 

以下、あくまで一例です。

ギリシャ危機が勃発した2010年から11年にかけて
「つみたて投資」を始めたあるお客様は
こんな感慨を口にされました。

 

「最初の頃はマイナス続きで、ぜんぜん増えないなあと・・。

もうなんだか苦行に耐えるみたいで
何回つみたてを止めようと思ったかしれません。

でもそのうち、2013年頃?から
少しずつファンド価格が上昇してきて、
評価損益の「数字」がいきなりドン!と変わったのが実感できました。



最初、マイナスが続いたことも、
急に(損益が)大きくプラスに転じたことも、
どちらも想定外でした・・。


お気持ち、よーく分かります。



たとえば、
2019年のはじめに「つみたて投資」を始めた人は、
おそらく上記のお客様と
正反対の感慨を持たれているのでは?

 

最初、
順調過ぎるくらいプラスが続いたことも
急に(損益が)大きくマイナスに転じたことも、
どちらも想定外でした。。


はい、予想外の連続です。

 

人生と同じ。


資産運用を続ける・・

それは、
イメージ(期待)と現実リターンのかい離埋め合わせていく作業に他なりません。


まだまだ「ひよっ子」だったあなたが
現実のリターンの振れ幅に少しずつ慣れていき、

運用を始めて3年、5年もすると、
投資信託の急騰にも、急落にも、そんなに驚かなくなります。
(『想定内』と思えるようになるのですね・・)

 

 

逆説すれば、
最初の大きな株価下落に遭遇した際に
正しい行動さえ取ることができれば、

今後10年、15年と
運用を続けられる可能性が格段に高まるということ。


(そう)最初が、肝心・・。


はじめて経験する急落こそ

運用に対するイメージ(淡い期待)と、
現実に起こる動き(リターン)のかい離がもっとも大きいのです。

 


わたしは今回、
はじめて急落を経験されている未知なるお客様に向けて
緊急セミナー(3月29日)を開催することにしました。

マーケットが好調なときアドバイザーは必要ありません。

市場の不協和音から(もしかしたら)
「暴落」になるかもしれないという時に、

〇 客観的な視点で信念を持って
いったい何が言えるのか・・、

〇 具体的に何をお客様に『アドバイス』できるのかが、
アドバイザーとしての評価の9割がたを占めると考えています。

 

今回はコロナウイルス対策として、
〇 お席はゆとりを持って設けさせていただきます。
〇 また会議室内にはアルコール消毒液を設置いたします。

 

【満席】となりました。
お申し込みいただいた皆さま、誠にありがとうございます。
3月29日(in 東京・大井町「きゅりあん」

緊急セミナー!!
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決してやってはいけない『5つ』のことだけでもご一読くださいませ・・)

 

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